景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2015年6月]

2015年6月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

 現在の景気を3か月前と比較するとその評価は次のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月を3.3ポイント下回る49.5となった。
 分野別にみると、家計動向関連は、「来店客が激減している。特にバス新料金制度の影響により、バス利用の日帰り団体客の減少が目立つ。」(その他専門店)等の理由から、「やや悪くなっている」等の回答の割合が増加し、「やや良くなっている」等の回答の割合が減少したため、前月を4.0ポイント下回る49.6となった。
 企業動向関連は、「鉄鋼業の減産の影響で鉄鋼向け生産が低迷している。セメント向け受注は好調であるが、鉄鋼向けをカバーするには至っていない。」(窯業・土石製品製造業)等の理由から、「悪くなっている」、「やや良くなっている」の回答の割合が増加し、「やや悪くなっている」等の回答の割合が減少したため、前月を0.2ポイント上回る45.7となった。
 雇用関連は、「やや悪くなっている」等の回答の割合が増加し、「良くなっている」等の回答の割合が減少したため、前月を6.5ポイント下回る57.8となった。

現状判断DI

06月 前月差
合計 49.5 -3.3
家計動向関連 49.6 -4.0
企業動向関連 45.7 0.2
雇用関連(参考値) 57.8 -6.5

景気の先行きに対する評価

 現在より3か月先の景気の先行きに対する評価は次のとおりであった。
 景気の先行き判断DI(合計)は、前月を1.5ポイント下回る52.7となった。
 分野別にみると、家計動向関連は、「7月にプレミアム付商品券が発行されるので、消費意欲の上昇を期待しているが、一過性であり景気回復につながるかは疑問である。ただ景気の起爆剤になればという期待は持っている。」(スーパー)等の理由から、「変わらない」等の回答の割合が増加し、「やや良くなる」等の回答の割合が減少したため、前月を1.8ポイント下回る52.2となった。
 企業動向関連は、「レジャー関係の小売店では、来客数が前年に比べて増加傾向にある。売上にはっきりと反映しているわけではないが、この傾向が継続すれば、景気は良い方向に向かう。」(会計事務所)等の理由から、「変わらない」の回答の割合が増加し、「やや悪くなる」等の回答の割合が減少したため、前月を0.6ポイント上回る52.1となった。
 雇用関連は、「変わらない」の回答の割合が増加し、「やや良くなる」等の回答の割合が減少したため、前月を4.7ポイント下回る57.8となった。

先行き判断DI

06月 前月差
合計 52.7 -1.5
家計動向関連 52.2 -1.8
企業動向関連 52.1 0.6
雇用関連(参考値) 57.8 -4.7

中国地域データ[PDFファイル]

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