景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2014年8月]

2014年8月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

 現在の景気を3か月前と比較するとその評価は次のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月を6.1ポイント下回る45.7となった。
 分野別にみると、家計動向関連は、「雨が多かった影響で夏物衣料の売行きが悪い。また当地で大規模土砂災害が発生し、客の消費マインドが下がっている。」(百貨店)等の理由から、「やや悪くなっている」等の回答の割合が増加し、「変わらない」、「やや良くなっている」等の回答の割合が減少したため、前月を6.2ポイント下回る43.6となった。
 企業動向関連は、「消費税増税の影響は小幅で収まり、荷動きや倉庫保管数量は増加すると見込んでいたが、いまだに荷動きは鈍く、数量も増加してこない。」(輸送業)等の理由から、「変わらない」等の回答の割合が増加し、「やや良くなっている」等の回答の割合が減少したため、前月を7.3ポイント下回る45.6となった。
 雇用関連は、「やや悪くなっている」等の回答の割合が増加し、「やや良くなっている」等の回答の割合が減少したため、前月を4.1ポイント下回る60.9となった。

現状判断DI

08月 前月差
合計 45.7 -6.1
家計動向関連 43.6 -6.2
企業動向関連 45.6 -7.3
雇用関連(参考値) 60.9 -4.1

景気の先行きに対する評価

 現在より3か月先の景気の先行きに対する評価は次のとおりであった。
 景気の先行き判断DI(合計)は、前月を2.4ポイント上回る52.3となった。
 分野別にみると、家計動向関連は、「来客数の減少が続いていることに加え、長雨の影響による野菜の高騰や肉等の食材の値上がりがあるが、売価を上げることはできないので粗利率が下がる傾向にある。またアルバイト等を募集しても人材が集まらず困っている。」(一般レストラン)等の理由から、「良くなる」等の回答の割合が増加し、「悪くなる」等の回答の割合が減少したため、前月を3.1ポイント上回る51.8となった。
 企業動向関連は、「景気は思惑どおりには好転せず低水準で推移しており、取引先もやや静観状態にある。」(化学工業)等の理由から、「やや良くなる」等の回答の割合が増加し、「やや悪くなる」の回答の割合が減少したため、前月を2.9ポイント上回る50.0となった。
 雇用関連は、「やや良くなる」等の回答の割合が増加し、「変わらない」、「良くなる」の回答の割合が減少したため、前月を4.1ポイント下回る60.9となった。

先行き判断DI

08月 前月差
合計 52.3 2.4
家計動向関連 51.8 3.1
企業動向関連 50.0 2.9
雇用関連(参考値) 60.9 -4.1

中国地域データ[PDFファイル]

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