景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2014年5月]

2014年5月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

 現在の景気を3か月前と比較するとその評価は次のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月を3.8ポイント上回る43.1となった。
 分野別にみると、家計動向関連は、「ショッピングセンター全体の来客数は前年とほぼ同じであるが、業種によって格差がある。食品関係はデザートなどの土産物が好調で来客数が二けた増えたが、衣料品関係は数%減少している。その他の日用雑貨品関係は前年並みまで戻った。」(ショッピングセンター)等の理由から、「やや良くなっている」、「変わらない」等の回答の割合が増加し、「悪くなっている」、「やや悪くなっている」の回答の割合が減少したため、前月を7.4ポイント上回る40.1となった。
 企業動向関連は、「仕事はあるが、機械設備等の資機材調達費用が上昇し、人手不足により人件費も2~3割増しの状況となっている。」(建設業)等の理由から、「やや悪くなっている」等の回答の割合が増加し、「やや良くなっている」、「変わらない」の回答の割合が減少したため、前月を7.3ポイント下回る43.4となった。
 雇用関連は、「良くなっている」の回答の割合が増加し、「変わらない」等の回答の割合が減少したため、前月を2.4ポイント上回る64.1となった。

現状判断DI

05月 前月差
合計 43.1 3.8
家計動向関連 40.1 7.4
企業動向関連 43.4 -7.3
雇用関連(参考値) 64.1 2.4

景気の先行きに対する評価

 現在より3か月先の景気の先行きに対する評価は次のとおりであった。
 景気の先行き判断DI(合計)は、前月を3.8ポイント上回る53.6となった。
 分野別にみると、家計動向関連は、「商品は好評であるが、慎重に検討する客が増えている。客は消費税増税による実負担よりも気持ちの面で買い控えている印象があり、ボーナス時期とはいえ大きな変化は期待できない。」(乗用車販売店)等の理由から、「やや良くなる」等の回答の割合が増加し、「やや悪くなる」等の回答の割合が減少したため、前月を3.5ポイント上回る53.7となった。
 企業動向関連は、「電子機器関連では中国メーカーの台頭と低価格化を懸念しているが、全体としてはおおむね堅調と見込む。」(非鉄金属製造業)等の理由から、「変わらない」、「やや良くなる」等の回答の割合が増加し、「やや悪くなる」の回答の割合が減少したため、前月を4.3ポイント上回る49.3となった。
 雇用関連は、「変わらない」、「やや良くなる」の回答の割合が増加し、「やや悪くなる」等の回答の割合が減少したため、前月を4.2ポイント上回る62.5となった。

先行き判断DI

05月 前月差
合計 53.6 3.8
家計動向関連 53.7 3.5
企業動向関連 49.3 4.3
雇用関連(参考値) 62.5 4.2

中国地域データ[PDFファイル]

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