景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2014年6月]

2014年6月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

 現在の景気を3か月前と比較するとその評価は次のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月を4.3ポイント上回る47.4となった。
 分野別にみると、家計動向関連は、「農繁期の関係もあるが、客の来店頻度が落ちている。地方では実質給与の増加が期待できないため、ボーナス時期までは悪い状態が続く。」(一般レストラン)等の理由から、「変わらない」の回答の割合が増加し、「悪くなっている」、「やや悪くなっている」等の回答の割合が減少したため、前月を3.2ポイント上回る43.3となった。
 企業動向関連は、「輸送用機器関連は日本では消費税増税による減速が想定内に落ち着き、世界的には引き続き堅調に推移している。電子機器関連も4Kテレビ・モニター市場の拡大が期待され、堅調に推移している。」(非鉄金属製造業)等の理由から、「やや良くなっている」等の回答の割合が増加し、「やや悪くなっている」等の回答の割合が減少したため、前月を8.7ポイント上回る52.1となった。
 雇用関連は、「やや良くなっている」等の回答の割合が増加し、「変わらない」の回答の割合が減少したため、前月を3.1ポイント上回る67.2となった。

現状判断DI

06月 前月差
合計 47.4 4.3
家計動向関連 43.3 3.2
企業動向関連 52.1 8.7
雇用関連(参考値) 67.2 3.1

景気の先行きに対する評価

 現在より3か月先の景気の先行きに対する評価は次のとおりであった。
 景気の先行き判断DI(合計)は、前月を0.6ポイント下回る53.0となった。
 分野別にみると、家計動向関連は、「消費税増税による売上の減少は落ち着いてきたが、客の節約志向は継続する。」(コンビニ)等の理由から、「変わらない」等の回答の割合が増加し、「やや良くなる」等の回答の割合が減少したため、前月を2.4ポイント下回る51.1となった。
 企業動向関連は、「自動車部品メーカーにとって最大の輸出先である米国経済の改善が続き、為替が輸出採算を十分確保できる水準で安定しており、当面は高操業が継続する。」(金融業)等の理由から、「やや良くなる」等の回答の割合が増加し、「やや悪くなる」等の回答の割合が減少したため、前月を4.3ポイント上回る53.6となった。
 雇用関連は、「良くなる」等の回答の割合が増加し、「変わらない」等の回答の割合が減少したため、前月を3.1ポイント上回る65.6となった。

先行き判断DI

06月 前月差
合計 53.0 -0.6
家計動向関連 51.1 -2.4
企業動向関連 53.6 4.3
雇用関連(参考値) 65.6 3.1

中国地域データ[PDFファイル]

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