景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2013年8月]

2013年8月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

  現在の景気を3か月前と比較するとその評価は次のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月を2.4ポイント下回る51.6となった。
分野別にみると、家計動向関連は、「デフレ傾向で好景気は一切感じられず、消費税増税の影響で、客はより安く、より良い物を厳密に選択する傾向が続いている。」(商店街代表者)等の理由から、「やや悪くなっている」等の回答の割合が増加し、「やや良くなっている」、「変わらない」の回答の割合が減少したため、前月を3.8ポイント下回る47.9となった。
 企業動向関連は、「国内の物流にあまり変化はないが、輸出入荷物が増加してきている。」(輸送業)等の理由から、「やや良くなっている」の回答の割合が増加し、「良くなっている」等の回答が減少したため、前月を0.7ポイント上回る58.6となった。
 雇用関連は、「変わらない」の回答の割合が増加し、「やや悪くなっている」の回答の割合が減少したため、前月を1.4ポイント上回る63.2となった。

現状判断DI

8月 前月差
合計 51.6 -2.4
家計動向関連 47.9 -3.8
企業動向関連 58.6 0.7
雇用関連(参考値) 63.2 1.4

景気の先行きに対する評価

 現在より3か月先の景気の先行きに対する評価は次のとおりであった。
 景気の先行き判断DI(合計)は、前月を1.8ポイント下回る52.5となった。
分野別にみると、家計動向関連は、「消費税増税の議論もどうなるか分からず、先が全くみえない。」(時計専門店)等の理由から、「やや悪くなる」、「変わらない」等の回答の割合が増加し、「やや良くなる」の回答の割合が減少したため、前月を1.1ポイント下回る51.3となった。
 企業動向関連は、「中小零細企業は景気の浮揚を実感できぬまま、物価の値上げが先行している。ますます大企業と零細企業の格差が拡大し、底辺の底上げが厳しい。」(電気機械器具製造業)等の理由から、「やや悪くなる」、「変わらない」の回答の割合が増加し、「やや良くなる」等の回答の割合が減少したため、前月を2.8ポイント下回る54.3となった。
 雇用関連は、「変わらない」等の回答の割合が増加し、「やや良くなる」の回答の割合が減少したため、前月を4.4ポイント下回る57.4となった。

先行き判断DI

8月 前月差
合計 52.5 -1.8
家計動向関連 51.3 -1.1
企業動向関連 54.3 -2.8
雇用関連(参考値) 57.4 -4.4

中国地域データ[PDFファイル]

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