景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2012年12月]

2012年12月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

 現在の景気を3か月前と比較するとその評価は次のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月を5.7ポイント上回る45.9となった。分野別にみると、家計動向関連は、「宴会利用は忘年会が前年に比べて件数・客単価とも上がっている。宿泊客も12月は利用が多く、稼動率が高くなっている。」(都市型ホテル)等の理由から、「やや良くなっている」、「変わらない」等の回答の割合が増加し、「やや悪くなっている」との回答の割合が大幅に減少したため、前月を4.9ポイント上回る45.5となった。企業動向関連は、「自動車部品メーカーは新型低燃費車の受注が好調で操業は安定している。為替相場が円安になっているため輸出採算が好転している。」(金融業)等の理由から、「やや良くなっている」、「変わらない」等の回答の割合が増加し、「やや悪くなっている」、「悪くなっている」等の回答の割合が減少したため、前月を7.0ポイント上回る44.9となった。雇用関連は、「やや良くなっている」との回答の割合が大幅に増加し、「変わらない」、「やや悪くなっている」等の回答の割合が減少したため、前月を8.9ポイント上回る51.6となった。

現状判断DI

12月 前月差
合計 45.9 5.7
家計動向関連 45.5 4.9
企業動向関連 44.9 7.0
雇用関連(参考値) 51.6 8.9

景気の先行きに対する評価

 現在より3か月先の景気の先行きに対する評価は次のとおりであった。
 景気の先行き判断DI(合計)は、前月を8.4ポイント上回る50.5となった。分野別にみると、家計動向関連は、「景気に対する期待感から消費動向に変化が現れるには時間がかかるが、厳冬予報から初売りやバーゲンでの衣料防寒関連、暖房関連のニーズの高まりが期待できる。」(その他小売[ショッピングセンター])等の理由から、「やや良くなる」との回答の割合が増加し、「やや悪くなる」等の回答の割合が減少したため、前月を8.1ポイント上回る49.4となった。企業動向関連は、「3月は様々な方面での動きが活発になる時期で、受注量も拡大路線に向かい、新規開拓及び既存の受注量アップに期待する。」(広告代理店)等の理由から、「やや良くなる」、「良くなる」等の回答の割合が増加し、「やや悪くなる」、「悪くなる」等の回答の割合が減少したため、前月を11.5ポイント上回る53.7となった。雇用関連は、「やや良くなる」との回答の割合が増加し、「変わらない」、「やや悪くなる」等の回答の割合が減少したため、前月を4.5ポイント上回る51.6となった。

先行き判断DI

12月 前月差
合計 50.5 8.4
家計動向関連 49.4 8.1
企業動向関連 53.7 11.5
雇用関連(参考値) 51.6 4.5

中国地域データ[PDFファイル]

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