景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2013年1月]

2013年1月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

 現在の景気を3か月前と比較するとその評価は次のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月を3.5ポイント上回る49.4となった。分野別にみると、家計動向関連は、「来客数と客単価が前年を上回っており、少し高価な物の注文が増えている。宴会でも単価の高い商品の注文が増加している。」(一般レストラン)等の理由から、「やや良くなっている」、「変わらない」等の回答の割合が増加し、「やや悪くなっている」との回答の割合が減少したため、前月を3.0ポイント上回る48.5となった。企業動向関連は、「製造系の客から来年度に向けた予算取りの引き合いが増加しており、前年度よりも受注確度の高い商談となっている。」(通信業)等の理由から、「良くなっている」、「やや良くなっている」等の回答の割合が増加し、「やや悪くなっている」の回答の割合が大幅に減少したため、前月を8.1ポイント上回る53.0となった。雇用関連は、「やや悪くなっている」との回答の割合が増加し、「変わらない」等の回答の割合が減少したため、前月を3.1ポイント下回る48.5となった。

現状判断DI

1月 前月差
合計 49.4 3.5
家計動向関連 48.5 3.0
企業動向関連 53.0 8.1
雇用関連(参考値) 48.5 -3.1

景気の先行きに対する評価

 現在より3か月先の景気の先行きに対する評価は次のとおりであった。
 景気の先行き判断DI(合計)は、前月を5.1ポイント上回る55.6となった。分野別にみると、家計動向関連は、「土木や建築関連の公共投資が補正予算で組み込まれようとしており、今後仕事の件数が増えることを期待している。」(設計事務所)等の理由から、「やや良くなる」、「変わらない」との回答の割合が増加し、「やや悪くなる」、「悪くなる」の回答の割合が減少したため、前月を6.5ポイント上回る55.9となった。企業動向関連は、「円安基調は国内景気上昇要因となり、化学業界の業況を左右する自動車・半導体向け需要の増加が期待できる。」(化学工業)等の理由から、「やや良くなる」の回答の割合が大幅に増加し、「良くなる」、「変わらない」等の回答の割合が減少したため、前月を1.6ポイント上回る55.3となった。雇用関連は、「やや良くなる」、「変わらない」との回答の割合が増加し、「やや悪くなる」の回答の割合が減少したため、前月を2.8ポイント上回る54.4となった。

先行き判断DI

1月 前月差
合計 55.6 5.1
家計動向関連 55.9 6.5
企業動向関連 55.3 1.6
雇用関連(参考値) 54.4 2.8

中国地域データ[PDFファイル]

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