景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2008年6月]

2008年6月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

 現在の景気を3か月前と比較すると、その評価は以下のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月を2.8ポイント下回る31.4となった。分野別にみると、家計動向関連は、「燃料高騰になり、まず海外旅行が減った。大学内の店などは、すでにゼミ旅行などを海外から国内への変更依頼が出ている。」(旅行代理店(営業担当))などの理由から、「良くなっている」「やや良くなっている」「悪くなっている」との回答の割合が増加し、「変わらない」「やや悪くなっている」との回答の割合が減少したため、前月を4.2ポイント下回る28.8となった。企業動向関連は、「来客数、成約件数が増加している。」(不動産業(総務担当))などの理由から、「良くなっている」「やや良くなっている」「やや悪くなっている」との回答の割合が増加し、「変わらない」「悪くなっている」との回答の割合が減少したため、前月を2.1ポイント上回る39.3となった。雇用関連は、「やや悪くなっている」との回答の割合が増加し、「変わらない」との回答の割合が減少したため、前月を2.9ポイント下回る32.4となった。

現状判断DI

6月 前月差
合計 31.4 -2.8
家計動向関連 28.8 -4.2
企業動向関連 39.3 2.1
雇用関連(参考値) 32.4 -2.9

景気の先行きに対する評価

 現在より2~3か月先の景気の先行きに対する評価は以下のとおりであった。
 景気の先行き判断DI(合計)は、前月を3.6ポイント下回る33.6となった。分野別にみると、家計動向関連は、「当社は、7~8月が繁忙期であるが、空室が目立つ。例年では、この時期にはすでに満室になっているはずのお盆期間も、まだ空きがある。」(観光型ホテル(経理総務担当))などの理由から、「変わらない」「悪くなる」との回答の割合が増加し「やや良くなる」「やや悪くなる」 との回答の割合が減少したため、前月を4.0ポイント下回る32.3となった。企業動向関連は「沖合底引船は6月から8月のお盆まで資源保護のため休漁する。燃料高騰の影響で、船主の方は8月お盆から後の出漁をどうするか苦慮している。」(農林水産業(従業者))などの理由から、「やや良くなる」「やや悪くなる」との回答の割合が増加し、「変わらない」との回答の割合が減少したため、前月を1.4ポイント下回る38.6となった。雇用関連は、「やや悪くなる」「悪くなる」との回答の割合が増加し、「やや良くなる」「変わらない」との回答の割合が減少したため、前月を5.9ポイント下回る32.4となった。

先行き判断DI

6月 前月差
合計 33.6 -3.6
家計動向関連 32.3 -4.0
企業動向関連 38.6 -1.4
雇用関連(参考値) 32.4 -5.9

中国地域データ[PDFファイル]

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