景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2008年7月]

2008年7月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

 現在の景気を3か月前と比較すると、その評価は以下のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月を2.1ポイント下回る29.3となった。分野別にみると、家計動向関連は、「急に暑くなったためか、ガソリンの値上げのためか、郊外へ足を伸ばしていた客が近くで買物をするようになったため、来客数が増えている。」(スーパー(販売担当))などの理由から、「やや良くなっている」との回答の割合が増加し、「良くなっている」「変わらない」「やや悪くなっている」との回答の割合が減少したため、前月を0.9ポイント上回る29.7となった。企業動向関連は、「燃料代の高騰に対応しきれていない。他業者の新規出店等、競争が一層激化してきている。」(輸送業(統括))などの理由から、「悪くなっている」との回答の割合が増加し、「良くなっている」「やや良くなっている」「やや悪くなっている」との回答の割合が減少したため、前月を10.0ポイント下回る29.3となった。雇用関連は、「悪くなっている」との回答の割合が増加し、「やや悪くなっている」との回答の割合が減少したため、前月を5.9ポイント下回る26.5となった。

現状判断DI

7月 前月差
合計 29.3 -2.1
家計動向関連 29.7 0.9
企業動向関連 29.3 -10.0
雇用関連(参考値) 26.5 -5.9

景気の先行きに対する評価

 現在より2~3か月先の景気の先行きに対する評価は以下のとおりであった。
 景気の先行き判断DI(合計)は、前月を3.0ポイント下回る30.6となり、過去最低値を更新した。分野別にみると、家計動向関連は、「ガソリンや食料品など生活用品の価格高騰が続き、解消される見込みはない。また、残暑・暖冬も予想されるので、消費の拡大が見込めない。」(百貨店(営業担当))などの理由から、「変わらない」「悪くなる」との回答の割合が増加し「良くなる」「やや良くなる」「やや悪くなる」 との回答の割合が減少したため、前月を1.9ポイント下回る30.3となった。企業動向関連は「建設関係の不況により、今後の発注量は見込めない。情報セキュリティの観点から紙保存の見直しも見受けられ、コピー量は減少傾向にある。」(コピーサービス業(管理担当))などの理由から、「変わらない」「悪くなる」との回答の割合が増加し、「良くなる」「やや良くなる」「やや悪くなる」との回答の割合が減少したため、前月を5.7ポイント下回る32.9となった。雇用関連は、「悪くなる」との回答の割合が増加し、「変わらない」「やや悪くなる」との回答の割合が減少したため、前月を4.4ポイント下回る27.9となった。

先行き判断DI

7月 前月差
合計 30.6 -3.0
家計動向関連 30.3 -1.9
企業動向関連 32.9 -5.7
雇用関連(参考値) 27.9 -4.4

中国地域データ[PDFファイル]

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