景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2008年5月]

2008年5月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

 現在の景気を3か月前と比較すると、その評価は以下のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月を1.9ポイント下回る34.1となった。分野別にみると、家計動向関連は、「様々な商品の値上げで、客は生活防衛のためか消費にも慎重で、財布のひもは固い。」(商店街(代表者))などの理由から、「やや悪くなっている」との回答の割合が増加し、「やや良くなっている」「変わらない」「悪くなっている」との回答の割合が減少したため、前月を1.6ポイント下回る33.1となった。企業動向関連は、「燃料費の高騰により業績が悪化している。顧客に対しなかなか燃料費の高騰を転嫁できない。」(輸送業(統括))などの理由から、「やや良くなっている」「やや悪くなっている」との回答の割合が増加し、「変わらない」「悪くなっている」との回答の割合が減少したため、前月を0.7ポイント上回る37.1となった。雇用関連は、「やや悪くなっている」との回答の割合が増加し、「変わらない」との回答の割合が減少したため、前月を8.8ポイント下回る35.3となった。

現状判断DI

5月 前月差
合計 34.1 -1.9
家計動向関連 33.1 -1.6
企業動向関連 37.1 0.7
雇用関連(参考値) 35.3 -8.8

景気の先行きに対する評価

 現在より2~3か月先の景気の先行きに対する評価は以下のとおりであった。
 景気の先行き判断DI(合計)は、前月と同じく37.2となった。分野別にみると、家計動向関連は、「食料品の値上げが相次ぎ、客の買い控えが目立つ。単価の安い商品にしか動きがなく、景気としては良い材料が見当たらない。」(スーパー(店長))などの理由から、「良くなる」「やや良くなる」「やや悪くなる」「悪くなる」との回答の割合が増加し「変わらない」 との回答の割合が減少したため、前月を1.3ポイント下回る36.2となった。企業動向関連は「世界規模での極めて旺盛な鉄鋼需要を背景に、特にアジア方面の需要の高まりから粗鋼生産量は引き続き堅調に推移する。しかしながら、原料価格が過去に例を見ない大幅な上昇が見込まれており、鋼材価格改定の状況によっては、収益面に影響が出る。」(鉄鋼業(総務担当))などの理由から、「やや良くなる」「変わらない」との回答の割合が増加し、「やや悪くなる」 「悪くなる」との回答の割合が減少したため、前月を2.9ポイント上回る40.0となった。雇用関連は、「やや良くなる」との回答の割合が増加し、「やや悪くなる」との回答の割合が減少したため、前月を2.9ポイント上回る38.2となった。

先行き判断DI

5月 前月差
合計 37.2 0.0
家計動向関連 36.2 -1.3
企業動向関連 40.0 2.9
雇用関連(参考値) 38.2 2.9

中国地域データ[PDFファイル]

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