景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2006年3月]

2006年3月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

 現在の景気を3か月前と比較すると、その評価は以下のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月を6.0ポイント上回る58.5となった。分野別にみると、家計動向関連は、「昨年より全体的に単価が高く、フレッシュマンもビジネスマンもまとめ買いが多く見受けられる。」(衣料品専門店(地域ブロック長))などの理由から、「やや良くなっている」との回答の割合が大幅に増加し、「変わらない」「やや悪くなっている」「悪くなっている」との回答の割合が減少したため、前月を7.7ポイント上回る56.6となった。企業動向関連は、「既存の取引先からは順調な受注があるうえ、今まで取引の無い先からも引き合いがあるようになった。」(化学工業(総務担当))などの理由から、「良くなっている」「やや良くなっている」との回答の割合が増加し、「変わらない」 との回答の割合が減少したため、前月を2.9ポイント上回る60.3となった。雇用関連は、「良くなっている」 「変わらない」「やや悪くなっている」との回答が増加し、「やや良くなっている」「悪くなっている」との回答が減少したため、全体では、前月と同じく67.6となった。

現状判断DI

3月 前月差
合計 58.5 6.0
家計動向関連 56.6 7.7
企業動向関連 60.3 2.9
雇用関連(参考値) 67.6 0.0

景気の先行きに対する評価

 現在より2~3か月先の景気の先行きに対する評価は以下のとおりであった。
 景気の先行き判断DI(合計)は、前月を0.2ポイント上回る56.4となった。分野別にみると、家計動向関連は、「今まで旅行に行っていなかったところからの発注があったり、年度末に利益が出たので、旅行を計画したりという声が聞こえてくる。」(旅行代理店(経営者))などの理由から、「やや良くなる」「変わらない」 との回答の割合が増加し、「やや悪くなる」 「悪くなる」 との回答の割合が減少したため、前月を0.9ポイント上回る56.6となった。企業動向関連は、「情報通信業界ではここ最近新たな参入・買収などの大きな変化が起こっており、一時下げ止まり傾向にあったサービス単価も、再び値下げ競争による低下方向となることは避けられず、従来のような収益維持はますます望み難くなってきた。」(通信業(営業企画担当))などの理由から、「やや悪くなる」 との回答の割合が大幅に増加し、「やや良くなる」 「変わらない」 との回答の割合が減少したため、前月を4.4ポイント下回る51.5となった。雇用関連は、「良くなる」「やや良くなる」「やや悪くなる」との回答の割合が増加し、「変わらない」との回答の割合が大幅に減少したため、前月を4.4ポイント上回る64.7となった。


先行き判断DI

3月 前月差
合計 56.4 0.2
家計動向関連 56.6 0.9
企業動向関連 51.5 -4.4
雇用関連(参考値) 64.7 4.4

中国地域データ [PDF形式]:512kB

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