景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2006年2月]

2006年2月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

現在の景気を3か月前と比較すると、その評価は以下のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月と同じく52.5となった。分野別にみると、家計動向関連は、「春物商戦がスタ-トしたが、目玉商品はほぼ前年並みで推移している反面、冬物セ-ルは、取引先の生産調整もあり適品不足が顕著である。特にミセスゾ-ンの動きが悪い。」(百貨店(販売促進担当))などの理由から、「変わらない」との回答の割合が増加し、「やや良くなっている」「やや悪くなっている」 との回答の割合が減少したため、前月を1.1ポイント下回る48.9となった。企業動向関連は、「輸出を中心とした主力車の販売好調を背景に、生産はフル操業を持続中である。原油高に伴う原材料費は上昇しているが、徐々に製品価格への転嫁も進んでおり、収益面も拡大傾向にある。」(金融業(業界情報担当))などの理由から、「良くなっている」「やや良くなっている」「悪くなっている」との回答の割合が増加し、「変わらない」「やや悪くなっている」 との回答の割合が減少したため、前月を4.5ポイント上回る57.4となった。雇用関連は、「やや良くなっている」「悪くなっている」との回答が増加し、「良くなっている」 「変わらない」「やや悪くなっている」との回答が減少したため、全体では、前月を1.5ポイント下回る67.6となった。

現状判断DI

2月 前月差
合計 52.5 0.0
家計動向関連 48.9 -1.1
企業動向関連 57.4 4.5
雇用関連(参考値) 67.6 -1.5

景気の先行きに対する評価

現在より2~3か月先の景気の先行きに対する評価は以下のとおりであった。
 景気の先行き判断DI(合計)は、前月を2.2ポイント上回り、56.2となった。分野別にみると、家計動向関連は、「少しグレードの高い商品の動きが良くなっている。これから先2~3か月もこの傾向は続く。」(スーパー(店長))などの理由から、「やや良くなる」 との回答の割合が大幅に増加し、「良くなる」「変わらない」 との回答の割合が減少したため、前月を1.9ポイント上回る55.7となった。企業動向関連は、「物流関係及び販売関係の店舗の進出計画が具体的に動き出した。また、製造業関係の設備投資計画が4月以降実施に入る傾向にある。」(建設業(営業担当))などの理由から、「やや良くなる」 との回答の割合が大幅に増加し、「変わらない」、「やや悪くなる」 との回答が減少したため、前月を3.7ポイント上回る55.9となった。雇用関連は、「やや良くなる」との回答の割合が増加し、「変わらない」との回答の割合が減少したため、前月を1.5ポイント上回る60.3となった。

先行き判断DI

2月 前月差
合計 56.2 2.2
家計動向関連 55.7 1.9
企業動向関連 55.9 3.7
雇用関連(参考値) 60.3 1.5

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