景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2005年10月]

2005年10月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

 現在の景気を3か月前と比較すると、その評価は以下のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月を0.9ポイント上回り、51.3となった。分野別にみると、家計動向関連は、「来場人数・消費単価に関しても向上していると思われる。顧客のリピート率も上がってきている。」(観光型ホテル(スタッフ))などの理由から、「やや良くなっている」との回答の割合が増加し、「変わらない」「悪くなっている」との回答の割合が減少したため、前月を1.7ポイント上回る48.9となった。企業動向関連は、「高級鋼鈑の市況は堅調なものの、汎用鋼鈑の市況が軟化傾向にある。」(鉄鋼業(総務担当))などの理由から、「変わらない」との回答の割合が大幅に増加し、「良くなっている」「やや良くなっている」「やや悪くなっている」との回答が減少したため、前月を1.4ポイント下回る53.6となった。雇用関連は、「やや良くなっている」との回答が大幅に減少し、「良くなっている」 「変わらない」との回答が増加したため、全体では、前月と変わらず63.2となった。

現状判断DI

10月 前月差
合計 51.3 0.9
家計動向関連 48.9 1.7
企業動向関連 53.6 -1.4
雇用関連(参考値) 63.2 0.0

景気の先行きに対する評価

 現在より2~3か月先の景気の先行きに対する評価は以下のとおりであった。
 景気の先行き判断DI(合計)は、前月を2.0ポイント下回り、53.7となった。分野別にみると、家計動向関連は、「前年と比較しても、一般宴会・婚礼とも3か月先までの予約は落ち込んでいる。」(高級レストラン(スタッフ))などの理由から、「変わらない」との回答の割合が増加し、「良くなる」「やや良くなる」との回答の割合が減少したため、前月を1.4ポイント下回る54.1となった。企業動向関連は、「燃料費の高騰が大きく経営を圧迫している。顧客に転嫁できない現状、当分の間は景気は悪くなる傾向が強い。」(輸送業(統括))などの理由から、「やや良くなる」との回答の割合が大幅に減少し、「変わらない」、「やや悪くなる」との回答が増加したため、前月を5.7ポイント下回る47.9となった。雇用関連は、「変わらない」との回答の割合が増加し、「やや悪くなる」との回答の割合が減少したため、前月を1.5ポイント上回る63.2となった。

先行き判断DI

10月 前月差
合計 53.7 -2.0
家計動向関連 54.1 -1.4
企業動向関連 47.9 -5.7
雇用関連(参考値) 63.2 1.5

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