景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2005年11月]

2005年11月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

 現在の景気を3か月前と比較すると、その評価は以下のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月を1.8ポイント上回り、53.1となった。分野別にみると、家計動向関連は、「薄型テレビに代表される映像商品だけでなく,生活家電商品においても付加価値の高い商品の販売量が増加している」(家電量販店(予算担当))などの理由から、「やや良くなっている」との回答の割合が増加し、「変わらない」との回答の割合が大幅に減少したため、前月を1.5ポイント上回る50.4となった。企業動向関連は、「自動車・鉄道(特に欧米向け)関連が好調で高止まりの受注が続いている。携帯関連も高画素対応が好調推移しており、急遽人員採用しながら対応に追われている。」(電気機械器具製造業(総務担当))などの理由から、「良くなっている」との回答の割合が増加し、「変わらない」との回答の割合が減少したため、前月を2.3ポイント上回る55.9となった。雇用関連は、「やや良くなっている」との回答が大幅に増加し、「良くなっている」 「変わらない」との回答が減少したため、全体では、前月を4.0ポイント上回る67.2となった。

現状判断DI

11月 前月差
合計 53.1 1.8
家計動向関連 50.4 1.5
企業動向関連 55.9 2.3
雇用関連(参考値) 67.2 4.0

景気の先行きに対する評価

 現在より2~3か月先の景気の先行きに対する評価は以下のとおりであった。
 景気の先行き判断DI(合計)は、前月を1.2ポイント下回り、52.5となった。分野別にみると、家計動向関連は、「コンパクトカーの販売が伸び悩んでおり、販売量の増加は見込めない。」(乗用車販売店(統括))などの理由から、「やや悪くなる」との回答の割合が増加し、「良くなる」「やや良くなる」「変わらない」との回答の割合が減少したため、前月を3.2ポイント下回る50.9となった。企業動向関連は、「土地の有効利用の計画依頼、及び土地整理による売却情報が多くなってきた。」(建設業(営業))などの理由から、「良くなる」「やや良くなる」との回答の割合が増加し、「変わらない」、「やや悪くなる」 との回答が減少したため、前月を7.2ポイント上回る55.1となった。雇用関連は、「良くなる」との回答の割合が大幅に減少し、「やや良くなる」「変わらない」 との回答の割合が増加したため、前月を3.8ポイント下回る59.4となった。

先行き判断DI

11月 前月差
合計 52.5 -1.2
家計動向関連 50.9 -3.2
企業動向関連 55.1 7.2
雇用関連(参考値) 59.4 -3.8

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