景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2017年9月]

2017年9月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

 現在の景気を3か月前と比較するとその評価は次のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月を3.3ポイント上回る50.9となった。
 分野別にみると、家計動向関連は、「やや悪くなっている」の回答の割合が減少し、「地元プロ野球チームのリーグ優勝に伴う優勝セール等により、多少の景気の浮揚感が漂っている。当面は生鮮食品やデパートの特売品の販売が好調であるが、前年と比べるとまだ売行きはやや低調である。」(商店街)、「行楽シーズンに入り客の動きが活発になっている。」(テーマパーク)等の理由から、「やや良くなっている」の回答の割合が増加したため、前月を3.4ポイント上回る48.1となった。
 企業動向関連は、「やや悪くなっている」の回答の割合が減少し、「液晶関係の電子材料、自動車関係の一部の電池材料の受注が堅調に推移している。」(非鉄金属製造業)、「地元プロ野球チームがリーグ優勝し、チーム関連商品や荷主の優勝セールの荷物の動きが活発になっている。」(輸送業)等の理由から、「やや良くなっている」の回答の割合が増加したため、前月を5.7ポイント上回る56.4となった。
 雇用関連は、「新規求人は受注が好調な食料品製造、ハードウェア製造など製造業の需要が高く、また、グループホーム新設に伴う介護職員の大口求人が目立つ医療福祉など、高水準となった業種が少なくないことから、求人全体で前年比1割増となっている。」(職業安定所)、「人手不足による採用難により、今まで派遣を利用したことがない企業からの新規の求人受注が増加している。」(人材派遣会社)等の理由から、「変わらない」の回答の割合が増加したものの、「良くなっている」の回答の割合が減少したため、前月を3.3ポイント下回る60.0となった。

現状判断DI

9月 前月差
合計 50.9 3.3
家計動向関連 48.1 3.4
企業動向関連 56.4 5.7
雇用関連(参考値) 60.0 -3.3

景気の先行きに対する評価

 現在より3か月先の景気の先行きに対する評価は次のとおりであった。
 景気の先行き判断DI(合計)は、前月を0.2ポイント下回る52.1となった。
 分野別にみると、家計動向関連は、「地元プロ野球チームのリーグ優勝などでの経済効果が周囲で見受けられ、しばらくは継続する。」(スーパー)、「地元で水揚げされる新鮮な魚が売りであるが、ワタリガニなど冬にかけて旬を迎える魚が多く、それ目当ての客が増える。周りの広大な畑に咲くコスモスの見頃がやや遅れているが、これから満開になり多くの観光客が訪れる。」(その他専門店)等の理由から、「やや良くなる」の回答の割合が増加したものの、「価格の安さのみで客は動くので景気の回復は見込めない。」(通信会社)、「総選挙の影響で景気は沈滞する。」(一般レストラン)等の理由から、「悪くなる」「やや悪くなる」の回答の割合も増加したため、前月を0.2ポイント下回る50.4となった。
 企業動向関連は、「原材料価格が高騰したため、10月から購入価格の上昇は避けられない。コストアップ分を製品価格に転嫁するため得意先へ交渉を行っていくが、満額回答とはならない可能性が高く、厳しい状況に拍車がかかる。」(金属製品製造業)等の理由から、「悪くなる」の回答の割合が増加したものの、「車向け樹脂製品製造をしている主要取引先からの受注が好調で、新たに工場増設による増産計画も打ち出しており、更なる受注量の増加が見込まれる。」(化学工業)、「地元プロ野球チーム優勝に伴うセールのダイレクトメールの発送が増え、その受注効果がしばらく続く。」(輸送業)等の理由から、「やや良くなる」の回答の割合がそれ以上に増加したため、前月を2.8ポイント上回る54.3となった。
 雇用関連は、「今年度に入り有効求人倍率は1.3~1.4倍で継続して推移しており、大規模な企業倒産の話もないため、大きな動きにはならない。」(職業安定所)、「企業の採用動向はほぼ前年並みで、現状で劇的な変化は見込めない。」(学校)等の理由から、「変わらない」の回答の割合が増加したものの、「良くなる」「やや良くなる」の回答の割合が減少したため、前月を6.7ポイント下回る60.0となった。

先行き判断DI

9月 前月差
合計 52.1 -0.2
家計動向関連 50.4 -0.2
企業動向関連 54.3 2.8
雇用関連(参考値) 60.0 -6.7

中国地域データ[PDFファイル]

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