景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2016年9月]

2016年9月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

 現在の景気を3か月前と比較するとその評価は次のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月を0.8ポイント上回る47.5となった。
 分野別にみると、家計動向関連は、「やや良くなっている」の回答の割合が減少するとともに、「物産展や商店街イベント等の効果で来客数は前年の2けた増で推移するものの、購買客数は前年を下回っており、買物に対する客の慎重な様子がうかがえる。」(百貨店)等の理由から、「やや悪くなっている」の回答の割合が増加したため、前月を1.4ポイント下回る45.8となった。
 企業動向関連は、「良くなっている」「やや良くなっている」の割合に変化はないものの、「悪くなっている」「やや悪くなっている」の回答の割合が減少したため、前月を4.3ポイント上回る50.0となった。
 雇用関連は、「やや悪くなっている」の回答の割合が減少するとともに、「各業種で人手不足となっていることから、新規求人数、月間有効求人数とも増加する一方、新規求職者数、月間有効求職者数とも減少を続けており、直近の月間有効求人倍率は1.74倍となり、県内で最も高い数値となっている。」(職業安定所)等の理由から、「やや良くなっている」の回答の割合が大幅に増加したため、前月を9.4ポイント上回る54.7となった。

現状判断DI

9月 前月差
合計 47.5 0.8
家計動向関連 45.8 -1.4
企業動向関連 50.0 4.3
雇用関連(参考値) 54.7 9.4

景気の先行きに対する評価

 現在より3か月先の景気の先行きに対する評価は次のとおりであった。
 景気の先行き判断DI(合計)は、前月を3.2ポイント上回る50.3となった。
 分野別にみると、家計動向関連は、「やや悪くなる」の回答の割合が減少するとともに、「年末は歳暮シーズンなので期待が持てる。」(その他専門店)、「紅葉やイルミネーション等の限定イベントで観光客の動きが活発になる。」(テーマパーク)等の理由から、「やや良くなる」の回答の割合が増加したため、前月を1.8ポイント上回る49.4となった。
 企業動向関連は、「やや悪くなる」の回答の割合が減少するとともに、「中国の経済動向、米国の利上げなど先行き不透明感はあるものの、国内景気は年末に向けてやや良くなっていく。マイナス金利政策の影響から金融機関を取り巻く環境は厳しさを増していくが、低利での資金調達により企業の利払いコストは減少している。また日銀や政府の景気対策も一定の効果が期待でき、景気はやや良くなる。」(金融業)等の理由から、「やや良くなる」の回答の割合が増加したため、前月を6.4ポイント上回る52.1となった。
 雇用関連は、「やや悪くなる」の回答の割合が減少するとともに、「求人数、登録者数が前年を上回ってきている。相談会や登録会の開催を通じてのアプローチ力を高めていく。」(人材派遣会社)等の理由から、「やや良くなる」の回答の割合が増加したため、前月を6.2ポイント上回る53.1となった。

先行き判断DI

9月 前月差
合計 50.3 3.2
家計動向関連 49.4 1.8
企業動向関連 52.1 6.4
雇用関連(参考値) 53.1 6.2

中国地域データ[PDFファイル]

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