景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2016年1月]

2016年1月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

 現在の景気を3か月前と比較するとその評価は次のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月を3.7ポイント下回る49.0となった。
 分野別にみると、家計動向関連は、「買い控えをしている客は多いが、高額商品を購入する客もいる。」(商店街)等の理由から、「変わらない」「やや悪くなっている」の回答の割合が増加するとともに、「やや良くなっている」の回答の割合が大幅に減少したため、前月を3.7ポイント下回る48.7となった。
 企業動向関連は、「やや悪くなっている」の回答の割合が減少する一方で、「国内受注が大幅に減少している。」(その他製造業[スポーツ用品])等の理由から、「悪くなっている」「変わらない」の回答の割合が増加するとともに、「やや良くなっている」の回答の割合が増加したため、前月を3.6ポイント下回る45.7となった。
 雇用関連は、「特に大きな動きは見られないが、登録者数は前年よりも回復してきている。内訳として昨年度大型商業施設オープンに沸いた小売関係が今年度は鈍化している。一方、医療関係については増加傾向にある。」(人材派遣会社)等の理由から、「変わらない」の回答の割合が大幅に増加するとともに、「やや良くなっている」の回答の割合が大幅に減少したため、前月を4.4ポイント下回る57.4となった。

現状判断DI

1月 前月差
合計 49.0 -3.7
家計動向関連 48.7 -3.7
企業動向関連 45.7 -3.6
雇用関連(参考値) 57.4 -4.4

景気の先行きに対する評価

 現在より3か月先の景気の先行きに対する評価は次のとおりであった。
 景気の先行き判断DI(合計)は、前月を0.4ポイント下回る49.6となった。
 分野別にみると、家計動向関連は、「変わらない」の回答の割合が減少するとともに、「政府タスクフォースの議論の影響もあり、このままで行けば当業界はほぼ商品が動かない状態となり、景気は下降気味になることが予測される。」(通信会社)等の理由から、「やや悪くなる」の回答の割合が増加したため、前月を1.1ポイント下回る48.5となった。
 企業動向関連は、「マイナンバー導入により、企業、公共ともにセキュリティ対策に関する提案依頼が出始めており、短期的および中期的な売上増が見込まれる。」(通信業)等の理由から、「やや良くなる」の回答の割合が増加するとともに、「やや悪くなる」の回答の割合が減少したため、前月を1.4ポイント上回る49.3となった。
 雇用関連は、「変わらない」の回答の割合が大幅に増加し、「やや悪くなる」の回答の割合が減少するとともに、「人手不足となっている業界からの求人も相当数あり、今後も高い求人倍率が継続する。」(職業安定所)等の理由から、「良くなる」の回答の割合が増加したものの、「やや良くなる」の回答の割合が大幅に増加したため、前月と同じ57.4となった。

先行き判断DI

1月 前月差
合計 49.6 -0.4
家計動向関連 48.5 -1.1
企業動向関連 49.3 1.4
雇用関連(参考値) 57.4 0.0

中国地域データ[PDFファイル]

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