景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2014年3月]

2014年3月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

 現在の景気を3か月前と比較するとその評価は次のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月を1.8ポイント上回る58.5となった。
 分野別にみると、家計動向関連は、「消費税増税前の駆け込み需要があり景気が良いようにみえるが、景気が良い方向へと向かっているとは思えない。」(商店街)等の理由から、「やや良くなっている」等の回答の割合が増加し、「やや悪くなっている」等の回答の割合が減少したため、前月を4.2ポイント上回る57.4となった。
 企業動向関連は、「毎年3月は年度末の影響で客の出荷量が増加するが、今年は4月に消費税増税を控えているため、より一層物流量が増加している。」(輸送業)等の理由から、「変わらない」の回答の割合が増加し、「やや良くなっている」の回答の割合が減少したため、前月を2.9ポイント下回る60.0となった。
 雇用関連は、「変わらない」の回答の割合が増加し、「やや良くなっている」の回答の割合が減少したため、前月を5.6ポイント下回る63.2となった。

現状判断DI

03月 前月差
合計 58.5 1.8
家計動向関連 57.4 4.2
企業動向関連 60.0 -2.9
雇用関連(参考値) 63.2 -5.6

景気の先行きに対する評価

 現在より3か月先の景気の先行きに対する評価は次のとおりであった。
 景気の先行き判断DI(合計)は、前月を8.6ポイント下回る35.5となった。
 分野別にみると、家計動向関連は、「消費税増税前の駆け込み需要が顕著であったため、逆にその反動も大きい。ただし、客の言動からすると、日用雑貨品については影響が長くは続かない。希望を含め、夏頃には景気は回復する。」(スーパー)等の理由から、「やや悪くなる」、「悪くなる」の回答の割合が増加し、「やや良くなる」、「変わらない」の回答の割合が減少したため、前月を9.2ポイント下回る31.5となった。
 企業動向関連は、「自動車など、駆け込み需要の反動減が見込まれる分野はあるものの、建築向けなどは好調を維持する。当社の生産は現状レベルを維持する。」(鉄鋼業)等の理由から、「やや悪くなる」等の回答の割合が増加し、「やや良くなる」等の回答の割合が減少したため、前月を5.7ポイント下回る42.9となった。
 雇用関連は、「やや悪くなる」の回答の割合が増加し、「やや良くなる」等の回答の割合が減少したため、前月を12.3ポイント下回る47.1となった。

先行き判断DI

03月 前月差
合計 35.5 -8.6
家計動向関連 31.5 -9.2
企業動向関連 42.9 -5.7
雇用関連(参考値) 47.1 -12.3

中国地域データ[PDFファイル]

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