景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2014年2月]

2014年2月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

 現在の景気を3か月前と比較するとその評価は次のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月を0.3ポイント上回る56.7となった。
 分野別にみると、家計動向関連は、「最近、景気が良いとの報道をよく聞くが、景気の良い業種と悪い業種の格差が非常に大きい。」(一般小売店)等の理由から、「良くなっている」、「やや悪くなっている」、「悪くなっている」等の回答の割合が増加し、「変わらない」の回答の割合が減少したため、前月を0.6ポイント下回る53.2となった。
 企業動向関連は、「足元には米国の大手金融機関の破たん以降に受注した低船価の船の建造もあるが、受注量の底上げを背景に活気を感じる。」(輸送用機械器具製造業)等の理由から、「やや良くなっている」、「変わらない」の回答の割合が増加し、「やや悪くなっている」、「悪くなっている」の回答の割合が減少したため、前月を1.5ポイント上回る62.9となった。
 雇用関連は、「やや良くなっている」、「変わらない」の回答の割合が増加し、「良くなっている」、「悪くなっている」の回答の割合が減少したため、前月を1.6ポイント上回る68.8となった。

現状判断DI

02月 前月差
合計 56.7 0.3
家計動向関連 53.2 -0.6
企業動向関連 62.9 1.5
雇用関連(参考値) 68.8 1.6

景気の先行きに対する評価

 現在より3か月先の景気の先行きに対する評価は次のとおりであった。
 景気の先行き判断DI(合計)は、前月を8.3ポイント下回る44.1となった。
 分野別にみると、家計動向関連は、「消費税増税により必要以上の出費が控えられ、旅行や帰省などにも影響が出る。」(サービスエリア内レストラン)等の理由から、「やや悪くなる」等の回答の割合が増加し、「やや良くなる」等の回答の割合が減少したため、前月を9.7ポイント下回る40.7となった。
 企業動向関連は、「設備投資をする環境にはまだ至っていない。コスト削減にも限界があり、消費税増税分をいかに価格に転嫁できるかが喫緊の課題である。」(電気機械器具製造業)等の理由から、「悪くなる」の回答の割合が増加し、「やや良くなる」等の回答の割合が減少したため、前月を4.3ポイント下回る48.6となった。
 雇用関連は、「変わらない」等の回答の割合が増加し、「やや良くなる」の回答の割合が減少したため、前月を6.2ポイント下回る59.4となった。

先行き判断DI

02月 前月差
合計 44.1 -8.3
家計動向関連 40.7 -9.7
企業動向関連 48.6 -4.3
雇用関連(参考値) 59.4 -6.2

中国地域データ[PDFファイル]

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