景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2013年12月]

2013年12月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

 現在の景気を3か月前と比較するとその評価は次のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月を2.3ポイント上回る56.9となった。
 分野別にみると、家計動向関連は、「地方都市の商店では、客の財布のひもが固く、必要以上に買物をしない傾向がある。」(商店街)等の理由から、「やや良くなっている」、「悪くなっている」等の回答の割合が増加し、「やや悪くなっている」等の回答の割合が減少したため、前月を1.2ポイント上回る53.7となった。
 企業動向関連は、「歳暮受注が好調で、電子商取引も広まってクリスマス前の荷動きが増えている。おせち料理の受注も好調で、世の中の生活スタイルの変化は、物流にも表れている。」(輸送業)等の理由から、「やや良くなっている」等の回答の割合が増加し、「やや悪くなっている」等の回答の割合が減少したため、前月を4.8ポイント上回る61.4となった。
 雇用関連は、「やや良くなっている」、「良くなっている」の回答の割合が増加し、「変わらない」の回答の割合が減少したため、前月を5.6ポイント上回る70.3となった。

現状判断DI

12月 前月差
合計 56.9 2.3
家計動向関連 53.7 1.2
企業動向関連 61.4 4.8
雇用関連(参考値) 70.3 5.6

景気の先行きに対する評価

 現在より3か月先の景気の先行きに対する評価は次のとおりであった。
 景気の先行き判断DI(合計)は、前月を0.1ポイント下回る55.1となった。
 分野別にみると、家計動向関連は、「消費税増税前の駆け込み需要が一段落し、建築工事は、建材の値上げや職人不足の影響で、少し様子見の状況となる。」(設計事務所)等の理由から、「変わらない」等の回答の割合が増加し、「やや良くなる」等の回答の割合が減少したため、前月を2.1ポイント下回る53.3となった。
 企業動向関連は、「自動車業界は、現状程度の為替水準が続く限り、輸出の好調が継続し、増収増益基調が続く。」(金融業)等の理由から、「変わらない」等の回答の割合が増加し、「やや悪くなる」の回答の割合が減少したため、前月を4.9ポイント上回る56.4となった。
 雇用関連は、「やや良くなる」の回答の割合が増加し、「変わらない」の回答の割合が減少したため、前月を3.8ポイント上回る65.6となった。

先行き判断DI

12月 前月差
合計 55.1 -0.1
家計動向関連 53.3 -2.1
企業動向関連 56.4 4.9
雇用関連(参考値) 65.6 3.8

中国地域データ[PDFファイル]

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