景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2012年7月]

2012年7月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

 現在の景気を3か月前と比較するとその評価は次のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月を1.0ポイント下回る42.1となった。分野別にみると、家計動向関連は、「例年に比べ、今季は夏物バーゲンに入るタイミングを1週間~10日後にした影響もあってか、月前半の客の出足、購買意欲が極端に低下している。」(スーパー)等の理由から、「悪くなっている」との回答の割合が増加し、「やや良くなっている」、「変わらない」等の回答の割合が減少したため、前月を1.2ポイント下回る40.4となった。企業動向関連は、「様々なイベントや夏の高校野球等で活気のあるシーズンを迎え、その動きに伴い受注が増加傾向にある。また行楽シーズンでもあり、旅行業界の動きも良く、デパートの販売促進も拡大している。」(広告代理店)等の理由から、「やや良くなっている」、「良くなっている」等の回答の割合が増加し、「変わらない」との回答の割合が減少したため、前月を0.8ポイント上回る44.9となった。雇用関連は、「やや悪くなっている」との回答の割合が増加し、「やや良くなっている」との回答の割合が減少したため、前月を3.0ポイント下回る48.5となった。

現状判断DI

7月 前月差
合計 42.1 -1.0
家計動向関連 40.4 -1.2
企業動向関連 44.9 0.8
雇用関連(参考値) 48.5 -3.0

景気の先行きに対する評価

 現在より3か月先の景気の先行きに対する評価は次のとおりであった。
 景気の先行き判断DI(合計)は、前月を3.7ポイント下回る41.7となった。分野別にみると、家計動向関連は、「エコカー補助金の駆け込み効果が思った以上に悪くなっており、エコカー補助金が終了すると更に悪化する。」(乗用車販売店)等の理由から、「やや悪くなる」、「悪くなる」等の回答の割合が増加し、「良くなる」、「やや良くなる」等の回答の割合が減少したため、前月を4.2ポイント下回る40.6となった。企業動向関連は、「地元企業の経営者で、将来に明るい展望をもつ人は少ない。通常将来に明るさがみえ始めると、設備投資の話が少しずつ出てくるが、それがあまり出ていない。景気回復を確認できる事象はなく、3か月先も景気は変わらない。」(金融業)等の理由から、「変わらない」、「悪くなる」等の回答の割合が増加し、「やや良くなる」、「やや悪くなる」等の回答の割合が減少したため、前月を0.7ポイント下回る41.9となった。雇用関連は、「変わらない」、「やや悪くなる」等の回答の割合が増加し、「やや良くなる」との回答の割合が大幅に減少したため、前月を5.9ポイント下回る48.5となった。

先行き判断DI

7月 前月差
合計 41.7 -3.7
家計動向関連 40.6 -4.2
企業動向関連 41.9 -0.7
雇用関連(参考値) 48.5 -5.9

中国地域データ[PDFファイル]

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