景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2012年3月]

2012年3月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

 現在の景気を3か月前と比較するとその評価は以下のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月を6.8ポイント上回り51.0となった。分野別にみると、家計動向関連は、「客単価がやや上昇してきており、客の話しぶりは以前と比べて格段に明るくなっている。来街者数はあまり増加していないが、気候も暖かくなってきて、気持ちよく買物ができている。」(商店街(代表者))等の理由から、「やや良くなっている」との回答の割合が大幅に増加し、「やや悪くなっている」、「変わらない」等の回答の割合が減少したため、前月を6.7ポイント上回る51.7となった。企業動向関連は、「物流業界の動きが上向きになっている。物が動くなかで、年度末でもあり人事異動、卒業、入学等活発になるシーズンであり、引っ越し業者も活動シーズンを迎え準備を整え活動時期に入っている。介護施設開所もあり、求人募集も多く見かける状況となっている。また、官公庁及び業界イベントも多くなり人、物、金が動き出している。」(広告代理店)等の理由から、「やや良くなっている」、「変わらない」等の回答の割合が増加し、「やや悪くなっている」との回答の割合が大幅に減少したため、前月を8.6ポイント上回る45.0となった。雇用関連は、「やや良くなっている」等の回答の割合が大幅に増加し、「変わらない」との回答の割合が大幅に減少したため、前月を4.4ポイント上回る58.8となった。

現状判断DI

3月 前月差
合計 51.0 6.8
家計動向関連 51.7 6.7
企業動向関連 45.0 8.6
雇用関連(参考値) 58.8 4.4

景気の先行きに対する評価

 現在より3か月先の景気の先行きに対する評価は以下のとおりであった。
 景気の先行き判断DI(合計)は、前月を1.9ポイント下回る48.7となった。分野別にみると、家計動向関連は、「ガソリンの高騰、消費税増税で客の消費マインドが減退し、加えてデフレ傾向、競合店との集客合戦の激化もあり小売には非常に厳しい状況になる。」(スーパー)等の理由から、「やや悪くなる」、「悪くなる」等の回答の割合が増加し、「変わらない」との回答の割合が大幅に減少したため、前月を4.1ポイント下回る48.1となった。企業動向関連は、「為替が円安に振れ輸出も徐々に増加し、主力の環境対応車の受注も順調に推移して、売上は前年から大幅に回復する。」(金融業(自動車担当))等の理由から、「やや良くなる」、「変わらない」等の回答の割合が増加し、「やや悪くなる」との回答の割合が大幅に減少したため、前月を4.3ポイント上回る50.0となった。雇用関連は、「やや悪くなる」との回答の割合が増加し、「変わらない」、「悪くなる」等の回答の割合が減少したため、前月と同じ評価で50.0となった。

先行き判断DI

3月 前月差
合計 48.7 -1.9
家計動向関連 48.1 -4.1
企業動向関連 50.0 4.3
雇用関連(参考値) 50.0 0.0

中国地域データ

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