景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2012年1月]

2012年1月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

 現在の景気を3か月前と比較するとその評価は以下のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月を6.3ポイント下回り37.6となった。分野別にみると、家計動向関連は、「初売りで多少来客数は増えたものの、冬物商品の動きもほぼ止まり、来客数も3か月前と比べ減少しており景気は悪くなっている。」(家電量販店)等の理由から、「やや悪くなっている」との回答の割合が増加し、「良くなっている」、「やや良くなっている」等の回答の割合が減少したため、前月を6.8ポイント下回る37.0となった。企業動向関連は、「取引先では経費節減や人員カット等様々な対応で乗り切ろうと模索しており、受注が減少している。」(広告代理店)等の理由から、「やや悪くなっている」等の回答の割合が増加し、「やや良くなっている」等の回答の割合が減少したため、前月を3.6ポイント下回る34.3となった。雇用関連は、「悪くなっている」、「やや悪くなっている」等の回答の割合が増加し、「良くなっている」、「やや良くなっている」等の回答の割合が減少したため、前月を8.9ポイント下回る48.5となった。

現状判断DI

1月 前月差
合計 37.6 -6.3
家計動向関連 37.0 -6.8
企業動向関連 34.3 -3.6
雇用関連(参考値) 48.5 -8.9

景気の先行きに対する評価

 現在より2~3か月先の景気の先行きに対する評価は以下のとおりであった。
 景気の先行き判断DI(合計)は、前月を0.5ポイント上回る44.5となった。分野別にみると、家計動向関連は、「新製品の投入、エコカー減税の延長など追い風状況であり、2~3月にかけてはしばらくこの状況が続く。」(乗用車販売店)等の理由から、「やや良くなる」との回答の割合が増加し、「変わらない」等の回答の割合が減少したため、前月を1.9ポイント上回る46.5となった。企業動向関連は、「当地で大手メーカーの事業所撤退のニュースが流れており、企業撤退時の雇用の喪失、取引企業の存亡等の問題も今後発生する可能性が高い。地元の経営層と話をしても、まだまだ将来を楽観視する話は聞かれない。今後3か月をみても地域が潤うような話もなく、現状と大きく変化のない状況が続く。」(金融業)等の理由から、「変わらない」との回答の割合が増加し、「良くなる」、「やや悪くなる」等の回答の割合が減少したため、前月と同じ39.3となった。雇用関連は、「変わらない」との回答の割合が増加し、「良くなる」、「やや良くなる」等の回答の割合が減少したため、前月を8.8ポイント下回る41.2となった。

現状判断DI

1月 前月差
合計 44.5 0.5
家計動向関連 46.5 1.9
企業動向関連 39.3 0.0
雇用関連(参考値) 41.2 -8.8

中国地域データ[PDFファイル]

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