景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2011年11月]

2011年11月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

 現在の景気を3か月前と比較するとその評価は以下のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月を1.9ポイント下回り41.2となった。分野別にみると、家計動向関連は、「東日本大震災の影響が改善されたが、今度はタイの洪水で生産に影響が出ているため、客の購買意欲が低下している。」(乗用車販売店)等の理由から、「やや悪くなっている」との回答の割合が増加し、「変わらない」との回答の割合が減少したため、前月を1.7ポイント下回る40.3となった。企業動向関連は、「円高など製品価格の調整で非常に厳しい状況となっている。国内生産での価格と海外生産での価格ではかなりの開きがあり、国内生産は非常に苦しい立場に立たされている。」(その他製造業)等の理由から、「悪くなっている」との回答の割合が大幅に増加し、「やや悪くなっている」との回答の割合が大幅に減少したものの、前月を2.4ポイント下回る39.7となった。雇用関連は、「良くなっている」、「変わらない」等の回答の割合が増加したが、「やや良くなっている」との回答の割合が大幅に減少したため、前月を2.9ポイント下回る50.0となった。

現状判断DI

11月 前月差
合計 41.2 -1.9
家計動向関連 40.3 -1.7
企業動向関連 39.7 -2.4
雇用関連(参考値) 50.0 -2.9

景気の先行きに対する評価

 現在より2~3か月先の景気の先行きに対する評価は以下のとおりであった。
 景気の先行き判断DI(合計)は、前月を2.0ポイント下回る43.1となった。分野別にみると、家計動向関連は、「景気は引き続き厳しく、特に安い商品のみが売れているため、単価が回復する可能性が低い。」(衣料品専門店)等の理由から、「やや悪くなる」、「悪くなる」等の回答の割合が増加し、「良くなる」、「変わらない」等の回答の割合が減少したため、前月を1.9ポイント下回る44.2となった。企業動向関連は、「自動車メーカーの生産計画が毎月下方修正され、それを受けて自動車メーカーや部品メーカーから当社への発注数量も当初想定より下振れしており、この状況が今後も続く見込みである。」(鉄鋼業)等の理由から、「悪くなる」、「やや悪くなる」等の回答の割合が増加し、「変わらない」との回答の割合が減少したため、前月を1.8ポイント下回る37.5となった。雇用関連は、「変わらない」との回答の割合が大幅に増加し、「やや良くなる」、「やや悪くなる」等の回答の割合が大幅に減少したため、前月を2.9ポイント下回る47.1となった。

現状判断DI

11月 前月差
合計 43.1 -2.0
家計動向関連 44.2 -1.9
企業動向関連 37.5 -1.8
雇用関連(参考値) 47.1 -2.9

中国地域データ[PDFファイル]

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