景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2010年12月]

2010年12月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

 現在の景気を3か月前と比較すると、その評価は以下のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月を2.2ポイント上回り45.3となった。分野別にみると、家計動向関連は、「前年同月対比で100%を超えるテナントが7割以上となり、回復の傾向がうかがえる。年末忘年会シーズンでもあることから特に飲食が好調だが、昨年の年末の売上と今年の売上とは少し様相が違い、勢いのようなものが感じられる。」(百貨店)等の理由から、「やや良くなっている」との回答の割合が増加し、「やや悪くなっている」の割合が減少したため、前月を2.8ポイント上回る43.8となった。 企業動向関連は、「取引先の販売数量が月を追うごとに減少している。また、販売単価も3か月前に比べ低下している。」(鉄鋼業)等の理由から、「悪くなっている」との回答の割合が増加し、「良くなっている」の割合が減少したため、前月を1.5ポイント下回る42.6となった。雇用関連は、「やや良くなっている」の割合が増加し、「変わらない」の割合が減少したため、前月を4.6ポイント上回る60.9となった。

現状判断DI

12月 前月差
合計 45.3 2.2
家計動向関連 43.8 2.8
企業動向関連 42.6 -1.5
雇用関連(参考値) 60.9 4.6

景気の先行きに対する評価

 現在より2~3か月先の景気の先行きに対する評価は以下のとおりであった。
 景気の先行き判断DI(合計)は、前月を3.9ポイント上回る45.1となった。分野別にみると、家計動向関連は、「主力商品を中心に順調に回復している状況は変わらない。今後消費の拡大が望めるので、2月以降キャンペーンを軸に売上の拡大が期待できる。なおこのところ安売りが減少しており、利益面でも期待が持てる。」(コンビニ)等の理由から、「やや良くなる」と「変わらない」の割合が増加し、「やや悪くなる」と「悪くなる」の割合が減少したため、前月を2.2ポイント上回る42.6となった。企業動向関連は、「先月あたりから製造業は徐々に忙しくなってきている。年明けから年度末にかけての受注見積が増加してきており、関連業界の売上高は前年を上回る。」(会計事務所)等の理由から、「良くなる」と「やや良くなる」の割合が増加し、「やや悪くなる」と「悪くなる」の割合が減少したため、前月を8.8ポイント上回る48.5となった。雇用関連は、「やや良くなる」等の回答の割合が増加し、「悪くなる」の割合が減少したため、前月を4.7ポイント上回る54.7となった。

現状判断DI

12月 前月差
合計 45.1 3.9
家計動向関連 42.6 2.2
企業動向関連 48.5 8.8
雇用関連(参考値) 54.7 4.7

中国地域データ[PDFファイル]

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