景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2010年10月]

2010年10月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

 現在の景気を3か月前と比較すると、その評価は以下のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月を2.4ポイント下回り39.3となった。分野別にみると、家計動向関連は、「ここ数か月、来客数、販売点数、売上高はほぼ前年並みに推移していたが、ここにきて販売点数が大幅に減少している。」(スーパー)等の理由から、「やや悪くなっている」との回答の割合が増加したが、「悪くなっている」等の回答の割合が大幅に減少したため、前月を1.0ポイント上回る37.2となった。 企業動向関連は、「エレクトロニクス関連材料の調整から受注量が急激に減少し始めている。自動車用関連部材もこれまでの受注の勢いはなく今後の減少が懸念される。」(鉄鋼業)等の理由から、「やや悪くなっている」「悪くなっている」等の回答の割合が増加し、「良くなっている」「やや良くなっている」「変わらない」等の回答の割合が減少したため、前月を11.0ポイント下回る41.2となった。雇用関連は、「やや悪くなっている」との回答の割合が増加し、「良くなっている」「やや良くなっている」との回答の割合が減少したため、前月を10.0ポイント下回る50.0となった。

現状判断DI

10月 前月差
合計 39.3 -2.4
家計動向関連 37.2 1.0
企業動向関連 41.2 -11.0
雇用関連(参考値) 50.0 -10.0

景気の先行きに対する評価

 現在より2~3か月先の景気の先行きに対する評価は以下のとおりであった。
 景気の先行き判断DI(合計)は、前月を3.0ポイント下回る39.3となった。分野別にみると、家計動向関連は、「家電エコポイント制度の期間は3月までとなっているが、11月が需要のピークとみており、それ以降は平年以下の販売量になるのではないかと懸念している。」(家電量販店)等の理由から、「やや悪くなる」との回答の割合が増加し、「やや良くなる」「変わらない」等の回答の割合が減少したため、前月を1.9ポイント下回る39.3となった。企業動向関連は、「住宅着工件数は回復傾向にあるものの、円高などによる将来の不安や懸念が本格的回復を妨げている。」(木材木製品製造業)等の理由から、「変わらない」との回答の割合が増加し、「良くなる」「やや良くなる」等の回答の割合が減少したため、前月を3.7ポイント下回る40.4となった。雇用関連は、「やや悪くなる」「悪くなる」等の回答の割合が増加し、「やや良くなる」「変わらない」等の回答の割合が減少したため、前月を9.9ポイント下回る36.8となった。

現状判断DI

10月 前月差
合計 39.3 -3.0
家計動向関連 39.3 -1.9
企業動向関連 40.4 -3.7
雇用関連(参考値) 36.8 -9.9

中国地域データ[PDFファイル]

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