景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2010年9月]

2010年9月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

 現在の景気を3か月前と比較すると、その評価は以下のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月を2.4ポイント下回り41.7となった。分野別にみると、家計動向関連は、「今月は前半残暑が非常に厳しかった。後半気温が下がったものの、客の購買意欲は上がっていない。」(百貨店)等の理由から、「やや悪くなっている」「変わらない」等の回答の割合が増加し、「良くなっている」「やや良くなっている」等の回答の割合が減少したため、前月を6.2ポイント下回る 36.2となった。 企業動向関連は、「起工式が頻繁にあり、現場担当者の稼働率が上がっている。」(建設業)等の理由から、「やや良くなっている」「変わらない」等の回答の割合が増加し、「やや悪くなっている」「悪くなっている」等の回答の割合が減少したため、前月を8.8ポイント上回る52.2となった。雇用関連は、「良くなっている」との回答の割合が増加し、「変わらない」との回答の割合が減少したため、前月を2.6ポイント上回る60.0となった。

現状判断DI

9月 前月差
合計 41.7 -2.4
家計動向関連 36.2 -6.2
企業動向関連 52.2 8.8
雇用関連(参考値) 60.0 2.6

景気の先行きに対する評価

 現在より2~3か月先の景気の先行きに対する評価は以下のとおりであった。
 景気の先行き判断DI(合計)は、前月を2.1ポイント上回る42.3となった。分野別にみると、家計動向関連は、「来客数からみる景気の状況は決して良いとはいえない。ただ一時的な動きという見方も強いものの、今月は市内での新店舗の開店により、市場は多少動きが出てきている。またエコポイント制度が残り半年となり、当業界においては駆け込み需要により、年末へ向けて多少の追い風となってくる。」(家電量販店)等の理由から、「やや良くなる」「変わらない」等の回答の割合が増加し、「やや悪くなる」「悪くなる」等の回答の割合が減少したため、前月を2.7ポイント上回る41.2となった。企業動向関連は、「今後2~3か月は自動車関連の受注は計画どおり順調に推移する。」(輸送用機械器具製造業)等の理由から、「良くなる」「やや良くなる」等の回答の割合が増加し、「変わらない」「やや悪くなる」等の回答の割合が減少したため、前月を2.9ポイント上回る44.1となった。雇用関連は、「やや悪くなる」との回答の割合が増加し、「やや良くなる」「変わらない」等の回答の割合が減少したため、前月を3.3ポイント下回る46.7となった。

現状判断DI

9月 前月差
合計 42.3 2.1
家計動向関連 41.2 2.7
企業動向関連 44.1 2.9
雇用関連(参考値) 46.7 -3.3

中国地域データ[PDFファイル]

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