景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2010年8月]

2010年8月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

 現在の景気を3か月前と比較すると、その評価は以下のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月を7.7ポイント下回り44.1となった。分野別にみると、家計動向関連は、「猛暑の影響で野菜の価格が高止まり、食肉の動きも悪く、飲料、アイスクリームの売上だけでは全体がカバーできない。」(スーパー)等の理由から、「やや悪くなっている」「悪くなっている」等の回答の割合が増加し、「やや良くなっている」「変わらない」等の回答の割合が減少したため、前月を8.9ポイント下回る 42.4となった。 企業動向関連は、「取引先から発注の減量についての修正が散見される。」(化学工業)等の理由から、「やや悪くなっている」「悪くなっている」等の回答の割合が増加し、「やや良くなっている」「変わらない」等の回答の割合が減少したため、前月を5.2ポイント下回る43.4となった。雇用関連は、「やや悪くなっている」との回答の割合が増加し、「良くなっている」との回答の割合が減少したため、前月を4.4ポイント下回る57.4となった。

現状判断DI

8月 前月差
合計 44.1 -7.7
家計動向関連 42.4 -8.9
企業動向関連 43.4 -5.2
雇用関連(参考値) 57.4 -4.4

景気の先行きに対する評価

 現在より2~3か月先の景気の先行きに対する評価は以下のとおりであった。
 景気の先行き判断DI(合計)は、前月を6.6ポイント下回る40.2となった。分野別にみると、家計動向関連は、「エコカー購入補助金終了後の冷え込みが懸念される。ハイブリッドカーの発表では冷え込みを完全に止めることはできない。」(乗用車販売店)等の理由から、「やや悪くなる」「悪くなる」等の回答の割合が増加し、「やや良くなる」「変わらない」等の回答の割合が減少したため、前月を7.5ポイント下回る38.5となった。企業動向関連は、「受注量は現状と変わらないが、原材料価格の上昇で8月中旬以降鉄スクラップが値上がりしており、11月以降の他の鉄原料の値上がりも懸念材料となっている。」(金属製品製造業)等の理由から、「やや悪くなる」「悪くなる」等の回答の割合が増加し、「変わらない」との回答の割合が減少したため、前月を4.5ポイント下回る41.2となった。雇用関連は、「やや悪くなる」との回答の割合が増加し、「良くなる」「変わらない」等の回答の割合が減少したため、前月を4.4ポイント下回る50.0となった。

現状判断DI

8月 前月差
合計 40.2 -6.6
家計動向関連 38.5 -7.5
企業動向関連 41.2 -4.5
雇用関連(参考値) 50.0 -4.4

中国地域データ[PDFファイル]

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