景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2010年4月]

2010年4月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

 現在の景気を3か月前と比較すると、その評価は以下のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月を2.4ポイント上回る48.6となり、5か月連続で前月を上回った。分野別にみると、家計動向関連は、「1月から4か月連続で売上が前年を上回っており、景気の回復が実感できる。ただし、個人客は増加しているが、法人利用の回復は今一つである。」(観光型ホテル)等の理由から、「やや良くなっている」との回答の割合が増加し、「変わらない」「悪くなっている」等の回答の割合が減少したため、前月を1.2ポイント上回る 45.9となった。企業動向関連は、「主要な客からの受注量は、米国の大手金融機関の破たん前の水準に戻りつつある。」(輸送用機械器具製造業)等の理由から、「やや良くなっている」との回答の割合が増加し、「変わらない」「やや悪くなっている」との回答の割合が減少したため、前月を5.2ポイント上回る51.4となった。雇用関連は、「やや良くなっている」との回答の割合が増加し、「変わらない」との回答の割合が減少したため、前月を5.0ポイント上回る60.9となった。

現状判断DI

4月 前月差
合計 48.6 2.4
家計動向関連 45.9 1.2
企業動向関連 51.4 5.2
雇用関連(参考値) 60.9 5.0

景気の先行きに対する評価

 現在より2~3か月先の景気の先行きに対する評価は以下のとおりであった。
 景気の先行き判断DI(合計)は、前月を1.6ポイント上回る48.8となった。分野別にみると、家計動向関連は、「高価格の商品に動きが出てきており、客の意識に変化が生じている。」(スーパー)、「ゴールデンウィーク等の宿泊の予約が早くから入り始めた。子ども手当の影響もあるが、家族旅行に出かける余裕が出始めている。」(都市型ホテル)等の理由から、「良くなる」「やや良くなる」との回答の割合が増加し、「変わらない」「やや悪くなる」との回答の割合が減少したため、前月を2.6ポイント上回る48.2となった。企業動向関連は、「中国での販売増加が当面続き、北米も緩やかながら回復していることから、売上は緩やかな回復基調で推移する。」(金融業)等の理由から、「変わらない」との回答の割合が増加し、「良くなる」「やや良くなる」との回答の割合が減少したため 、前月を1.4ポイント下回る47.1となった。雇用関連は、「変わらない」との回答の割合が増加し、「やや悪くなる」との回答の割合が減少したため、前月を1.9ポイント上回る56.3となった。

現状判断DI

4月 前月差
合計 48.8 1.6
家計動向関連 48.2 2.6
企業動向関連 47.1 -1.4
雇用関連(参考値) 56.3 1.9

中国地域データ[PDFファイル]

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