景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2010年1月]

2010年1月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

 現在の景気を3か月前と比較すると、その評価は以下のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月を2.0ポイント上回る37.0となり、2か月連続し前月を上回った。分野別にみると、家計動向関連は、「今冬は暖冬と予測されていたが、月初めから気温が低い日が続き、防寒衣料を中心とした冬物セール商品の動きが良く、前年に近い売上を維持している。ただし「必要だから買う」といった買われ方で、購買意欲が向上してきた雰囲気はない。」(百貨店(販売担当))などの理由から「やや良くなっている」「やや悪くなっている」との回答の割合が増加し「変わらない」「悪くなっている」との回答の割合が減少したため、前月を2.8ポイント上回る35.9となった。企業動向関連は、「エコカー向け需要は増加傾向だが、その他は横ばいである。」(非鉄金属製造業(経理担当))などの理由から「変わらない」「悪くなっている」との回答の割合が増加し「良くなっている」「やや悪くなっている」との回答の割合が減少したため、前月を0.7ポイント下回る45.7となった。雇用関連は「変わらない」との回答の割合が増加し「やや良くなっている」「やや悪くなっている」「悪くなっている」との回答の割合が減少したため、前月を2.9ポイント上回る47.1となった。

現状判断DI

1月 前月差
合計 37.0 2.1
家計動向関連 33.1 1.1
企業動向関連 46.4 4.3
雇用関連(参考値) 44.1 4.4

景気の先行きに対する評価

 現在より2~3か月先の景気の先行きに対する評価は以下のとおりであった。
 景気の先行き判断DI(合計)は、前月を4.4ポイント上回る42.8となり、2か月連続し 前月を上回った。分野別にみると、家計動向関連は、「今まで法人関係、特に中小企業の動きが悪かったが、最近になって少しずつだが代表社印などの注文が出始めた。」(一般小売店[印章](営業担当))などの理由から「やや良くなる」「変わらない」「やや悪くなる」との回答の割合が増加し、「悪くなる」との回答の割合が減少したため、前月を6.0ポイント上回る41.3となった。企業動向関連は「円高の進行が輸出を鈍らせる懸念や、先行き不透明感もあり、大きく景気が回復するとは思えない。」(鉄鋼業(総務担当))などの理由から「変わらない」「悪くなる」との回答の割合が増加し「やや良くなる」、「やや悪くなる」との回答の割合が減少したため 、前月を0.7ポイント上回る45.0となった。雇用関連は、「変わらない」との回答の割合が増加し、「やや良くなる」「悪くなる」との回答の割合が減少したため、前月を1.5ポイント上回る47.1となった。

先行き判断DI

1月 前月差
合計 38.4 1.4
家計動向関連 35.8 1.1
企業動向関連 45.0 0.7
雇用関連(参考値) 45.6 4.4

中国地域データ[PDFファイル]

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