景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2009年9月]

2009年9月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

 現在の景気を3か月前と比較すると、その評価は以下のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月を3.6ポイント上回る46.5となり、2か月連続し前月を上回った。分野別にみると、家計動向関連は、「大型連休での人の流れは多かったが、近場の移動と思われ土産品の動きはあまり良くなく、飲料・菓子類の売上が増加した。」(その他飲食[サービスエリア内レストラン](支配人))などの理由から「良くなっている」「やや良くなっている」との回答の割合が増加し、「変わらない」「やや悪くなっている」「悪くなっている」との回答の割合が減少したため、前月を3.0ポイント上回る43.6となった。企業動向関連は、「エレクトロニクス関係の受注は上向き始めている。自動車関係の受注も在庫調整が終わり、少しずつではあるが、受注も出てきている。」(鉄鋼業(総務担当))などの理由から「やや良くなっている」との回答の割合が増加し「良くなっている」 「変わらない」「やや悪くなっている」「悪くなっている」との回答の割合が減少したため、前月を3.6ポイント上回る53.6となった。雇用関連は、「やや良くなっている」との回答の割合が増加し「変わらない」「やや悪くなっている」「悪くなっている」、との回答の割合が減少したため、前月を7.4ポイント上回る51.5となった。

現状判断DI

9月 前月差
合計 46.5 3.6
家計動向関連 43.6 3.0
企業動向関連 53.6 3.6
雇用関連(参考値) 51.5 7.4

景気の先行きに対する評価

 現在より2~3か月先の景気の先行きに対する評価は以下のとおりであった。
景気の先行き判断DI(合計)は、前月を2.0ポイント上回る47.2となり、3か月ぶりに 前月を上回った。分野別にみると、家計動向関連は、「エコポイント制度が年度内で終了するため、ある種の駆け込み需要が見込まれる。ただし、需要の先食い的な要素が大きいため、来年度以降は反動による売上減が懸念される。」(家電量販店(予算・企画担当))などの理由から「良くなる」「やや良くなる」 「やや悪くなる」との回答の割合が増加し、「悪くなる」「変わらない」との回答の割合が減少したため、前月を2.2ポイント上回る45.6となった。企業動向関連は「新政権の公共投資に関する姿勢から見て、建設業には厳しい状況が続く。」(建設業(総務担当))などの理由から「やや悪くなる」との回答の割合が増加し、「やや良くなる」「変わらない」「悪くなる」との回答の割合が減少し、前月を1.5ポイント下回る51.4となり、5か月続けて動向が変わらないことを示す50を上回った。雇用関連は、「変わらない」「悪くなる」との回答の割合が減少し、「やや良くなる」「やや悪くなる」との回答の割合が増加したため、前月を7.4ポイント上回る50.0となった。

先行き判断DI

9月 前月差
合計 47.2 2.0
家計動向関連 45.6 2.2
企業動向関連 51.4 -1.5
雇用関連(参考値) 50.0 7.4

中国地域データ[PDFファイル]

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