景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2009年8月]

2009年8月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

 現在の景気を3か月前と比較すると、その評価は以下のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月を1.4ポイント上回る42.9となり、2か月ぶりに前月を上回った。分野別にみると、家計動向関連は、「夏休み対応の催事で来客数が大幅に増え、そのシャワー効果により売場の多くで前年を上回る売上があった。」(百貨店(販売担当))などの理由から「良くなっている」「やや良くなっている」「やや悪くなっている」との回答の割合が増加し、「変わらない」「悪くなっている」との回答の割合が減少したため、前月を2.8ポイント上回る40.6となった。企業動向関連は、「国内、海外共に市場の冷え込みが激しいことから、売上が伸びず引き続き厳しい状況である。」(一般機械器具製造業(経営企画担当))などの理由から「変わらない」「悪くなっている」との回答の割合が増加し「やや良くなっている」、「やや悪くなっている」との回答の割合が減少したため、前月を2.1ポイント下回る50.0となった。雇用関連は、「変わらない」「悪くなっている」との回答の割合が増加し、「やや良くなっている」「やや悪くなっている」との回答の割合が減少したため、前月と変わらず44.1となった。

現状判断DI

8月 前月差
合計 42.9 1.4
家計動向関連 40.6 2.8
企業動向関連 50.0 -2.1
雇用関連(参考値) 44.1 0.0

景気の先行きに対する評価

 現在より2~3か月先の景気の先行きに対する評価は以下のとおりであった。
 景気の先行き判断DI(合計)は、前月を0.6ポイント下回る45.2となり、2か月連続して前月を下回った。分野別にみると、家計動向関連は、「単価の下落を販売点数でカバーできているが、新型インフルエンザや暖冬の影響が不透明である。」(スーパー(総務担当))などの理由から「やや良くなる」、「やや悪くなる」「変わらない」との回答の割合が増加し、「良くなる」、「悪くなる」「変わらない」、との回答の割合が減少したため、前月を0.8ポイント下回る43.4となった。企業動向関連は「市場の部品在庫が徐々に解消し始めてきており、今後、景気の上昇に期待できる。ただし、円高や悪天候、新型インフルエンザが消費マインドを低下させないか懸念している。」(鉄鋼業(総務担当))などの理由から「やや良くなる」「悪くなる」との回答の割合が増加し、「変わらない」「やや悪くなる」との回答の割合が減少し、前月を1.5ポイント上回る52.9となり、3か月続けて動向が変わらないことを示す50を上回った。雇用関連は、「変わらない」「悪くなる」との回答の割合が減少し、「やや良くなる」「やや悪くなる」との回答の割合が減少したため、前月を2.9ポイント下回る42.6となった。

先行き判断DI

8月 前月差
合計 45.2 -0.6
家計動向関連 43.4 -0.8
企業動向関連 52.9 1.5
雇用関連(参考値) 42.6 -2.9

中国地域データ[PDFファイル]

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