景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2009年5月]

2009年5月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

現在の景気を3か月前と比較すると、その評価は以下のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月を6.7ポイント上回る40.7となり、5か月連続して前月を上回った。なおこれは上昇を続けた期間としては過去最長である(今までは2005年8月から12月までの4か月)。分野別にみると、家計動向関連は、「初旬から中旬にかけて新型インフルエンザの影響で来客数が減少したが、徐々に盛り返してきた。気候のせいもあるかと思うが、必要なものは購入する客が増えてきた。」(衣料品専門店(店長))などの理由から、「やや良くなる」「変わらない」との回答の割合が増加し、「良くなる」「やや悪くなる」「悪くなる」との回答の割合が減少したため、前月を3.4ポイント上回る40.6となった。企業動向関連は、「光回線等主力商品の受注状況の変化は少ないが、客から『景気が悪いから投資は控える』という断りがなくなってきた。」(通信業(部門長))などの理由から「やや良くなる」「変わらない」との回答の割合が増加し、「良くなる」「やや悪くなる」「悪くなる」との回答の割合が増加したため、前月を3.4ポイント上回る40.6となった。雇用関連は、「やや良くなっている」「やや悪くなっている」との回答の割合が減少し、「変わらない」との回答の割合が増加したため、前月を1.5ポイント上回る38.2となった。

現状判断DI

5月 前月差
合計 40.7 3.7
家計動向関連 40.6 3.4
企業動向関連 42.1 5.7
雇用関連(参考値) 38.2 1.5

景気の先行きに対する評価

現在より2~3か月先の景気の先行きに対する評価は以下のとおりであった。
 景気の先行き判断DI(合計)は、前月を2.1ポイント上回る44.3となり、6か月連続して前月を上回った。分野別にみると、家計動向関連は、「ハイブリット車の影響もあり、車に興味を持つ客が増えている。新規来客数も増えていて、今後は微量ではあるものの、販売台数増加が見込める。」(乗用車販売店(営業担当))などの理由から、「やや良くなる」「変わらない」との回答の割合が増加し、「良くなる」「やや悪くなる」「悪くなる」との回答の割合が減少したため、前月を3.7ポイント上回る44.5となった。企業動向関連は「キャンセルが少し出てきている。また将来に向けての受注も取れていない。」(輸送用機械器具製造業(総務担当))などの理由から「やや良くなる」「やや悪くなる」「悪くなる」との回答の割合が増加し、「変わらない」との回答の割合が減少したため、前月を4.3ポイント下回る43.6となった。雇用関連は、「変わらない」との回答の割合が増加し、「やや悪くなる」「悪くなる」」との回答の割合が減少したため、前月を7.4ポイント上回る44.1となった。

先行き判断DI

5月 前月差
合計 44.3 2.1
家計動向関連 44.5 3.7
企業動向関連 43.6 -4.3
雇用関連(参考値) 44.1 7.4

中国地域データ[PDFファイル]

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