景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2008年8月]

2008年8月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

 現在の景気を3か月前と比較すると、その評価は以下のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月を0.8ポイント上回る30.1となった。分野別にみると、家計動向関連は、「8月はバーゲンも一段落し、暑さも厳しく入店減が予想されたが、催し会場を使った価格訴求した催しには、大変多くの客が来店し、夏物の中だるみが解消された。また、月末には割引販売の日数を増やすなどしたことが好結果に結びついており、一時の買い控えが若干緩んだ。」(百貨店(営業担当))などの理由から、「やや良くなっている」「変わらない」との回答の割合が増加し、「良くなっている」「やや悪くなっている」「悪くなっている」との回答の割合が減少したため、前月を1.3ポイント上回る31.0となった。企業動向関連は、「原材料は値上がりしているのに対し、販売価格の改定が進まない。社内のコスト削減を進めているが厳しい。」(化学工業(総務担当))などの理由から、「やや悪くなっている」との回答の割合が増加し、「変わらない」「悪くなっている」との回答の割合が減少したため、前月を0.5ポイント下回る28.8となった。雇用関連は、「変わらない」「やや悪くなっている」との回答の割合が増加し、「やや良くなっている」「悪くなっている」との回答の割合が減少したため、前月と同じく26.5となった。

現状判断DI

8月 前月差
合計 30.1 0.8
家計動向関連 31.0 1.3
企業動向関連 28.8 -0.5
雇用関連(参考値) 26.5 0.0

景気の先行きに対する評価

 現在より2~3か月先の景気の先行きに対する評価は以下のとおりであった。
 景気の先行き判断DI(合計)は、前月を2.5ポイント上回る33.1となった。分野別にみると、家計動向関連は、「近場で遊べば費用も安く済むという意識が、より広がってくる。」(テーマパーク(業務担当))などの理由から、「やや良くなる」「変わらない」との回答の割合が増加し「やや悪くなる」「悪くなる」 との回答の割合が減少したため、前月を3.7ポイント上回る34.1となった。企業動向関連は「ほぼ内示確定注文があって、生産減も回復見込で多忙となる。」(窯業・土石製品製造業(総務経理担当))などの理由から、「やや良くなる」「やや悪くなる」との回答の割合が増加し、「変わらない」「悪くなる」との回答の割合が減少したため、前月を2.0ポイント上回る34.8となった。雇用関連は、「悪くなる」との回答の割合が増加し、「やや良くなる」との回答の割合が減少したため、前月を4.4ポイント下回る23.5となった。

先行き判断DI

8月 前月差
合計 33.1 2.5
家計動向関連 34.1 3.7
企業動向関連 34.8 2.0
雇用関連(参考値) 23.5 -4.4

中国地域データ[PDFファイル]

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