景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2008年4月]

2008年4月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

 現在の景気を3か月前と比較すると、その評価は以下のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月を1.1ポイント下回る36.0となった。分野別にみると、家計動向関連は、「物価の急騰が相次ぎ、食材仕入に影響が出てきている。販売価格はそのままの状態で、原価だけが上がって苦しい状況である。」(観光型ホテル(スタッフ))などの理由から、「良くなっている」「やや悪くなっている」「悪くなっている」との回答の割合が増加し、「やや良くなっている」「変わらない」との回答の割合が減少したため、前月を1.8ポイント下回る34.7となった。企業動向関連は、「自動車関連・携帯関連とも弱気の受注が続いており、先行きも不透明である。」(電気機械器具製造業(総務担当))などの理由から、「変わらない」との回答の割合が増加し、「やや良くなっている」「悪くなっている」との回答の割合が減少したため、前月と同じく36.4となった。雇用関連は、「変わらない」との回答の割合が増加し、「やや良くなっている」「やや悪くなっている」との回答の割合が減少したため、前月を1.5ポイント上回る44.1となった。

現状判断DI

4月 前月差
合計 36.0 -1.1
家計動向関連 34.7 -1.8
企業動向関連 36.4 0.0
雇用関連(参考値) 44.1 1.5

景気の先行きに対する評価

 現在より2~3か月先の景気の先行きに対する評価は以下のとおりであった。
 景気の先行き判断DI(合計)は、前月を2.4ポイント下回る37.2となった。分野別にみると、家計動向関連は、「客単価の低下が続いているにも関わらず、原材料費の高騰が続くため、やむを得ず5月から一部値上げを余儀なくされている。一時的に客単価は上がるが、その後が心配である。」(一般レストラン(店長))などの理由から、「やや悪くなる」「悪くなる」との回答の割合が増加し「やや良くなる」「変わらない」 との回答の割合が減少したため、前月を1.4ポイント下回る37.5となった。企業動向関連は「更なる原材料価格の上振れ懸念があり、秋には客へ再度値上げ交渉を行わなければならない可能性も残している。客の受注動向、為替など読みきれない面も多いが、2~3か月先はこのまま推移していく。」(金属製品製造業(総務担当))などの理由から、「良くなる」「変わらない」「悪くなる」との回答の割合が増加し、「やや良くなる」 「やや悪くなる」との回答の割合が減少したため、前月と同じく37.1となった。雇用関連は、「やや悪くなる」「悪くなる」との回答の割合が増加し、「やや良くなる」「変わらない」との回答の割合が減少したため、前月を14.7ポイント下回る35.3となった。

先行き判断DI

4月 前月差
合計 37.2 -2.4
家計動向関連 37.5 -1.4
企業動向関連 37.1 0.0
雇用関連(参考値) 35.3 -14.7

中国地域データ[PDFファイル]

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