景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2008年2月]

2008年2月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

 現在の景気を3か月前と比較すると、その評価は以下のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月を0.8ポイント下回る34.8となった。分野別にみると、家計動向関連は、「2月はもともと、閑散月ではあるが、それにしても全館で苦戦している。例年ならばほぼ満室になる土曜日でも空室が目立つ。外来の飲食客も天候が影響してか、来客数が伸びていない。」(観光型ホテル(経理総務担当))などの理由から、「変わらない」「悪くなっている」との回答の割合が増加し、「やや悪くなっている」との回答の割合が減少したため、前月を0.6ポイント下回る33.0となった。企業動向関連は、「原燃料価格の上昇分の価格転嫁が難しくなってきている。」(化学工業(総務担当))などの理由から、「変わらない」との回答の割合が増加し、「良くなっている」「やや良くなっている」「やや悪くなっている」との回答の割合が減少したため、前月を1.2ポイント下回る39.3となった。雇用関連は、「変わらない」との回答の割合が増加し、「やや良くなっている」との回答の割合が減少したため、前月を1.5ポイント下回る
38.2となった。

現状判断DI

2月 前月差
合計 34.8 -0.8
家計動向関連 33.0 -0.6
企業動向関連 39.3 -1.2
雇用関連(参考値) 38.2 -1.5

景気の先行きに対する評価

 現在より2~3か月先の景気の先行きに対する評価は以下のとおりであった。
 景気の先行き判断DI(合計)は、前月を1.9ポイント上回る39.7となった。分野別にみると、家計動向関連は、「暖かくなれば観光客の増加が見込まれる。また今年は世界遺産となる石見銀山効果もあるので期待できる。」(都市型ホテル(経営者))などの理由から、「やや良くなる」との回答の割合が増加し「変わらない」「やや悪くなる」 との回答の割合が減少したため、前月を1.3ポイント上回る38.8となった。企業動向関連は「現在の落ち込みは、公共工事等の全体の量の低下もあるが、法改正による建築確認の遅れも大きく影響している。この対策の効果は少し遅れて出てくると思われるので、3か月先には現状よりは少し良くなっている。」(建設業(経営者))などの理由から、「やや良くなる」「変わらない」との回答の割合が増加し、「良くなる」「やや悪くなる」「悪くなる」との回答の割合が減少したため、前月を3.9ポイント上回る41.4となった。雇用関連は、「変わらない」との回答の割合が増加し、「やや悪くなる」との回答の割合が減少したため、前月を1.5ポイント上回る42.6となった。

先行き判断DI

2月 前月差
合計 39.7 1.9
家計動向関連 38.8 1.3
企業動向関連 41.4 3.9
雇用関連(参考値) 42.6 1.5

中国地域データ[PDFファイル]

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