景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2007年10月]

2007年10月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

 現在の景気を3か月前と比較すると、その評価は以下のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月を1.4ポイント下回る40.8となった。分野別にみると、家計動向関連は、「来客があっても、見るだけでなかなか購入に至らない。」(一般小売店[紙類](経営者))などの理由から、「やや良くなっている」「やや悪くなっている」 との回答の割合が増加し、「良くなっている」「変わらない」「悪くなっている」との回答の割合が減少したため、前月を0.8ポイント下回る38.6となった。企業動向関連は、「今年は猛暑・残暑を引きずっていて、まだまだ受注の動きが鈍い。」(繊維工業(統括担当))などの理由から、「やや良くなっている」「やや悪くなっている」との回答の割合が増加し、「変わらない」との回答の割合が減少したため、前月と同じく47.1となった。雇用関連は、「やや悪くなっている」との回答が増加し、「良くなっている」「やや良くなっている」「変わらない」との回答が減少したため、前月を7.8ポイント下回る43.8となった。

現状判断DI

10月 前月差
合計 40.8 -1.4
家計動向関連 38.6 -0.8
企業動向関連 47.1 0.0
雇用関連(参考値) 43.8 -7.8

景気の先行きに対する評価

 現在より2~3か月先の景気の先行きに対する評価は以下のとおりであった。
 景気の先行き判断DI(合計)は、前月を2.8ポイント下回る44.5となった。分野別にみると、家計動向関連は、「食料品の値上げに加え、紙等の生活用品も値上げになるようなので、景気はやや悪くなる。」(スーパー(販売担当))などの理由から、「やや悪くなる」「悪くなる」との回答の割合が増加し「良くなる」「やや良くなる」「変わらない」 との回答の割合が減少したため、前月を2.3ポイント下回る43.0となった。企業動向関連は「取引先の大手委託メーカーが商品の価格を値上げしてきている。その影響で、当社も数か月先には価格の変動をせざるを得ない状況である。また食品関係は、現在品質表示等が大きく取り上げられており、消費者や購入業者の目がいよいよ厳しくなっていく。」(食料品製造業(総務担当))などの理由から、「変わらない」「やや悪くなるとの回答の割合が増加し、「良くなる」「やや良くなる」「悪くなる」との回答の割合が減少したため、前月を1.4ポイント下回る47.9となった。雇用関連は、「やや悪くなる」との回答の割合が増加し、「良くなる」「やや良くなる」「変わらない」との回答の割合が減少したため、前月を8.9ポイント下回る48.4となった。

先行き判断DI

10月 前月差
合計 44.5 -2.8
家計動向関連 43.0 -2.3
企業動向関連 47.9 -1.4
雇用関連(参考値) 48.4 -8.9

中国地域データ[PDFファイル]

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