景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2007年9月]

2007年9月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

 現在の景気を3か月前と比較すると、その評価は以下のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月を0.6ポイント下回る42.2となった。分野別にみると、家計動向関連は、「9月の売上が8月の実績を割り込む状況である。残暑が非常に厳しくブーツの売上が前年比58%と大きくマイナスとなっている。下旬になっても全く上向かず、婦人靴全体でも前年比80%である。」(百貨店(売場担当))などの理由から、「変わらない」「悪くなっている」 との回答の割合が増加し、「やや良くなっている」「やや悪くなっている」との回答の割合が減少したため、前月を2.1ポイント下回る39.4となった。企業動向関連は、「当社はフル生産で操業している。ただし、競争相手は仕事量が減っているとの情報がある。製品によって仕事量に差が生じており、同じ業界でも「高水準の受注一辺倒」ではなくなった感がある。」(金属製品製造業(総務担当))などの理由から、「変わらない」との回答の割合が大幅に増加し、「やや悪くなっている」との回答の割合が大幅に減少したため、前月を2.8ポイント上回る47.1となった。雇用関連は、「良くなっている」「やや良くなっている」「やや悪くなっている」との回答が増加し、「変わらない」との回答が減少したため、前月を3.0ポイント上回る51.5となった。

現状判断DI

9月 前月差
合計 42.2 -0.6
家計動向関連 39.4 -2.1
企業動向関連 47.1 2.8
雇用関連(参考値) 51.5 3.0

景気の先行きに対する評価

 現在より2~3か月先の景気の先行きに対する評価は以下のとおりであった。
 景気の先行き判断DI(合計)は、前月を0.2ポイント上回る47.3となった。分野別にみると、家計動向関連は、「9月は残暑で秋物が悪かったが、涼しくなれば今より良くなり平年並みにはなる。」(商店街(代表者))などの理由から、「良くなる」「やや良くなる」「変わらない」「悪くなる」との回答の割合が増加し「やや悪くなる」 との回答の割合が減少したため、前月を1.0ポイント上回る45.3となった。企業動向関連は「燃油の高騰がひびいており、また10月から更にアップするということで、経費の上昇が懸念される。」(農林水産業(従業者))などの理由から、「悪くなる」との回答の割合が増加し、「やや良くなる」「変わらない」との回答の割合が減少したため、前月を4.3ポイント下回る49.3となった。雇用関連は、「良くなる」との回答の割合が増加し、「やや良くなる」「変わらない」との回答の割合が減少したため、前月を4.4ポイント上回る57.4となった。

先行き判断DI

9月 前月差
合計 47.3 0.2
家計動向関連 45.3 1.0
企業動向関連 49.3 -4.3
雇用関連(参考値) 57.4 4.4

中国地域データ[PDFファイル]

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