景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2007年8月]

2007年8月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

 現在の景気を3か月前と比較すると、その評価は以下のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月を1.2ポイント下回る42.8となった。分野別にみると、家計動向関連は、「気温の上昇で、飲料・アイスが大幅に伸びた。しかし、飲料はペットボトルではなく、低価格の紙パックの商品が伸びた。」(コンビニ(エリア担当))などの理由から、「良くなっている」「やや良くなっている」「悪くなっている」 との回答の割合が増加し、「変わらない」「やや悪くなっている」との回答の割合が減少したため、前月と同じく41.5となった。企業動向関連は、「7月から8月にかけて主力商品の販売が計画を下回っており、回復の兆しがみえない。取引先との商談もコスト削減については理解してもらえるが、投資が伴うものについては進展がみられない。」(通信業(部門長))などの理由から、「やや悪くなっている」との回答の割合が増加し、「やや良くなっている」「変わらない」との回答の割合が減少したため、前月を5.0ポイント下回る44.3となった。雇用関連は、「やや悪くなっている」との回答が増加し、「変わらない」との回答が減少したため、前月を1.5ポイント下回る48.5となった。

現状判断DI

8月 前月差
合計 42.8 -1.2
家計動向関連 41.5 0.0
企業動向関連 44.3 -5.0
雇用関連(参考値) 48.5 -1.5

景気の先行きに対する評価

 現在より2~3か月先の景気の先行きに対する評価は以下のとおりであった。
 景気の先行き判断DI(合計)は、前月を1.0ポイント上回る47.1となった。分野別にみると、家計動向関連は、「全国大会等の受注はあるものの、全体としての受注状況は動きとしてはまだまだである。原材料あるいは重油の高騰により、ホテル側としてはマイナス要因が多い。全体として景気回復と言われても実感はなく、どちらかと言えばマイナス傾向にあるのではないか。」(都市型ホテル(総務担当))などの理由から、「やや良くなる」「やや悪くなる」「悪くなる」との回答の割合が増加し「変わらない」 との回答の割合が減少したため、前月を0.2ポイント下回る44.3となった。企業動向関連は「新製品およびマイナーチェンジの製品の活況が予測される。」(輸送用機械器具製造業(経理担当))などの理由から、「やや良くなる」との回答の割合が増加し、「やや悪くなる」「悪くなる」との回答の割合が減少したため、前月を6.4ポイント上回る53.6となった。雇用関連は、「変わらない」との回答の割合が増加し、「やや良くなる」「やや悪くなる」との回答の割合が減少したため、前月を1.5ポイント下回る52.9となった。

先行き判断DI

8月 前月差
合計 47.1 1.0
家計動向関連 44.3 -0.2
企業動向関連 53.6 6.4
雇用関連(参考値) 52.9 -1.5

中国地域データ[PDFファイル]

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