景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2006年12月]

2006年12月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

現在の景気を3か月前と比較すると、その評価は以下のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月を0.6ポイント上回る49.7となった。分野別にみると、家計動向関連は、「12月の宴会売上は前年比200%と好調であり、その内、忘年会が前年比180%と大幅に増加した。近隣の大企業を中心に、景気の回復感が見受けられる。ただし、地元の中小企業は、まだまだ厳しそうである。」(観光型ホテル(経理総務担当))などの理由から、「良くなっている」「やや良くなっている」「やや悪くなっている」との回答の割合が増加し、「変らない」との回答の割合が減少したため、前月を0.6ポイント上回る49.7となった。企業動向関連は、「光電話は伸びてはいるが、このところ鈍化している。他の商品も思うように伸びていない。」(通信業(支社長))などの理由から、「良くなっている」「変わらない」との回答の割合が減少し、「やや良くなっている」「やや悪くなっている」との回答の割合が増加したため、前月を2.9ポイント下回る49.3となった。雇用関連は、「変わらない」「やや悪くなっている」との回答が減少し、「やや良くなっている」との回答が増加したため、前月を4.4ポイント上回る58.8となった。

現状判断DI

12月 前月差
合計 49.7 0.6
家計動向関連 48.5 1.1
企業動向関連 49.3 -2.9
雇用関連(参考値) 58.8 4.4

景気の先行きに対する評価

 現在より2~3か月先の景気の先行きに対する評価は以下のとおりであった。
 景気の先行き判断DI(合計)は、前月を1.4ポイント下回る49.6となった。分野別にみると、家計動向関連は、「暖冬で売行きが悪い流れが変わらずに、在庫超過や値下げ金額増などにより、利益が圧迫され回復は難しい。」(衣料品専門店(地域ブロック長))などの理由から、「変わらない」 との回答の割合が増加し、「良くなっている」「やや良くなっている」「やや悪くなる」 との回答の割合が減少したため、前月を1.4ポイント下回る49.6となった。企業動向関連は、「大型案件の引合も少なく、生産量は低水準でありこの状態が続く。ただし加工度の高い製品の受注が回復しており、人員は不足している。」(窯業・土石製品製造業(総務経理担当))などの理由から、「変わらない」 との回答の割合が減少し、「やや良くなる」「やや悪くなる」 との回答の割合が増加したため、前月と同じく50.0となった。雇用関連は、「良くなる」「変わらない」との回答の割合が減少し、「やや悪くなる」との回答の割合が増加したため、前月を5.9ポイント下回る51.5となった。

先行き判断DI

12月 前月差
合計 49.6 -1.4
家計動向関連 49.2 -1.2
企業動向関連 50.0 0.0
雇用関連(参考値) 51.5 -5.9

中国地域データ[PDFファイル]

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