景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2006年11月]

2006年11月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

現在の景気を3か月前と比較すると、その評価は以下のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月を0.3ポイント下回る49.1となった。分野別にみると、家計動向関連は、「売上は前年比でやや上回っているが、競争激化のために、単価が低下し、利益率が悪くなっている。旅行人数は前年より増加しているが、利益率が低下し、利益も減少している。(旅行代理店(経営者))などの理由から、「変わらない」「悪くなっている」との回答の割合が増加し、「良くなっている」「やや良くなっている」「やや悪くなっている」との回答の割合が減少したため、前月と同じく47.4となった。企業動向関連は、「引き続き、国内市場の環境悪化で自社製品の売上が減少するなか、海外向けの売上が堅調に推移している。」(一般機械器具製造業(経営企画担当))などの理由から、「良くなっている」「変わらない」との回答の割合が増加し、「やや良くなっている」「やや悪くなっている」との回答の割合が減少したため、前月を1.5ポイント上回る52.2となった。雇用関連は、「変わらない」との回答が増加し、「やや良くなっている」との回答が減少したため、前月を6.5ポイント下回る54.4となった。

現状判断DI

11月 前月差
合計 49.1 -0.3
家計動向関連 47.4 0.0
企業動向関連 52.2 1.5
雇用関連(参考値) 54.4 -6.5

景気の先行きに対する評価

現在より2~3か月先の景気の先行きに対する評価は以下のとおりであった。
 景気の先行き判断DI(合計)は、前月を0.4ポイント上回る51.0となった。分野別にみると、家計動向関連は、「年末から年始にかけての受注についての商談は順調に進んでいる。今年が悪かった分、来年は多少上向くのではないか。コンビニエンスストアの出店状況も順調に出ているので、天候がよっぽど悪くならないかぎり、このままの状況で推移する。」(コンビニ(エリア担当))などの理由から、「変わらない」 との回答の割合が増加し、「やや悪くなる」 との回答の割合が減少したため、前月を0.6ポイント上回る50.4となった。企業動向関連は、「物流費や原燃料費高等の影響はあるものの当面現状を維持する。」(化学工業(総務担当))などの理由から、「変わらない」 との回答の割合が増加し、「やや良くなる」「やや悪くなる」 との回答の割合が減少したため、前月と同じく50.0となった。雇用関連は、「良くなる」「変わらない」との回答の割合が増加し、「やや良くなる」との回答の割合が大幅に減少したため、前月を0.5ポイント下回る57.4となった。

先行き判断DI

11月 前月差
合計 51.0 0.4
家計動向関連 50.4 0.6
企業動向関連 50.0 0.0
雇用関連(参考値) 57.4 -0.5

中国地域データ[PDFファイル]

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