景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2005年8月]

2005年8月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

 現在の景気を3か月前と比較すると、その評価は以下のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月を1.2ポイント下回り、50.0となった。分野別にみると、家計動向関連は、「8月はバーゲンに入っていたが、低価格の品物を求める来客が多く、取り扱い価格より、安い物を求める顧客が商店街に溢れていた。」(一般小売店[靴](経営者))などの理由から、「変わらない」との回答の割合が微増する反面、「やや良くなっている」との回答の割合が減少したため、前月を2.2ポイント下回る47.6となった。企業動向関連は、「生産量、出荷量ともに安定しており社内は全般に高稼働している。物流費・原燃料費の高騰の影響を受けながらも、世間全般の好景気の影響で利益が出ている。」(化学工業(総務担当))などの理由から、「やや悪くなっている」との回答の割合が大幅に減少し、「やや良くなっている」「変わらない」が増加となり、前月を2.1ポイント上回る51.4となった。雇用関連は、「良くなっている」との回答が減少したため、全体では、前月を1.5ポイント下回る 63.2となった。

現状判断DI

8月 前月差
合計 50.0 -1.2
家計動向関連 47.6 -2.2
企業動向関連 51.4 2.1
雇用関連(参考値) 63.2 -1.5

景気の先行きに対する評価

 現在より2~3か月先の景気の先行きに対する評価は以下のとおりであった。
 景気の先行き判断DI(合計)は、前月を0.9ポイント上回り、53.1となった。分野別にみると、家計動向関連は、「ウォームビズの波及による冬物衣料の販売増が予想される。併せて、景気回復感を反映し、消費者の購買意欲向上が期待できる。」(百貨店(営業担当))などの理由から、「やや良くなる」、との回答の割合が増加し、「変わらない」、「悪くなる」との回答の割合が減少したため、前月を2.8ポイント上回る53.0となった。企業動向関連は、「受注量は横ばいで推移しているが、資材の購入価格の高止まりや新設機会設備の焼却負担の増加、社会保険料の負担の増加により、引続き採算的には厳しい状況が続く。」(輸送用機械器具製造業(総務担当))などの理由から、「良くなる」と、「変わらない」、の回答の割合が減少し、「やや悪くなる」、との回答が増加したため、前月を7.1ポイント下回る49.3となった。雇用関連は、「良くなる」との回答の割合が増加し、「やや悪くなる」との回答の割合が減少したため、前月を4.4ポイント上回る61.8となった。

先行き判断DI

8月 前月差
合計 53.1 0.9
家計動向関連 53.0 2.8
企業動向関連 49.3 -7.1
雇用関連(参考値) 61.8 4.4

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