景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2005年6月]

2005年6月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

 現在の景気を3か月前と比較すると、その評価は以下のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月を0.4ポイント上回り、52.6となった。分野別にみると、家計動向関連は、「先月同様来店客数は非常に好調に推移をしているが、気温の上昇が昨年に比べて2週間ほど早いので、野菜の単価の下落が売上に大きく影響している。また買上数量と一品当たりの金額は伸び悩んでいる。」(スーパー(店舗運営担当))などの理由から、「やや良くなる」との回答の割合が増加するが、「良くなっている」「変わらない」との回答の割合が減少したため、前月を0.2ポイント上回る52.5となった。企業動向関連は、「国内の消費動向が依然として低迷しており、国内販売の維持すら難しい状況となっている。あとは同業者間とのシェアの奪い合いにいかに勝つかというところに絞られている。」(その他製造業[スポーツ用品](総務担当))などの理由から、「やや悪い」との回答の割合が増加し、「ややよくなっている」「変わらない」が減少となり、前月を2.1ポイント下回る47.9となった。雇用関連は、「変わらない」の回答が減少したが、「良くなっている」との回答が、増加したため、全体では、前月を7.3ポイント上回った。

現状判断DI

6月 前月差
合計 52.6 0.4
家計動向関連 52.5 0.2
企業動向関連 47.9 -2.1
雇用関連(参考値) 63.2 7.3

景気の先行きに対する評価

 現在より2~3か月先の景気の先行きに対する評価は以下のとおりであった。
 景気の先行き判断DI(合計)は、前月を0.4ポイント下回り、53.4となった。分野別にみると、家計動向関連は、「宴会で、周年パーティーを実施する企業が復活する兆しがあるものの、一般宴会の規模や単価は依然として厳しい。」(都市型ホテル(従業員))などの理由から、「やや悪くなる」、との回答の割合が増加したが、「良くなる」、「変わらない」との回答の割合が減少したため、前月を1.7ポイント下回る51.5となった。企業動向関連は、「平成の合併により公共工事、イベント、観光等全ての予算が削減され、関係会社は復活まで虫の息である。広告業界もそれに右に倣えで、苦戦している。」(広告代理店(営業担当))などの理由から、「やや悪くなる」との回答の割合が増加したため、前月を0.1ポイント下回る55.0となった。雇用関連は、「やや良くなる」との回答の割合が増加するとともに、「変わらない」との回答の割合が大幅に減少したため、前月を7.3ポイント上回る63.2となった。

先行き判断DI

6月 前月差
合計 53.4 -0.4
家計動向関連 51.5 -1.7
企業動向関連 55.0 -0.1
雇用関連(参考値) 63.2 7.3

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