景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2005年5月]

2005年5月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

 現在の景気を3か月前と比較すると、その評価は以下のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月を2.4ポイント上回り、52.2となった。分野別にみると、家計動向関連は、「展示会を開催したが、客に動きがあり購買に結びつく兆しがでてきた。」(商店街(代表者))などの理由から、「良くなる」、「やや良くなる」との回答の割合が増加するとともに、「やや悪い」、「悪い」との回答の割合が減少したため、前月を4.0ポイント上回る52.3となった。企業動向関連は、「法人向け通信サービスの値動きはあまりなく、新年度に入っても、高品質・高価格の専用線からブロードバンド回線利用などの低価格サービスに移行する状況が続いている。」(通信業(営業企画担当))などの理由から、「良くなる」との回答の割合が減少し、「変わらない」が増加となり、前月を2.2ポイント下回る50.0となった。雇用関連は、「やや悪くなっている」の回答が減少したが、「悪くなっている」との回答が、増加したため、全体では、前月と同じ数字になった。

現状判断DI

5月 前月差
合計 52.2 2.4
家計動向関連 52.3 4.0
企業動向関連 50.0 -2.2
雇用関連(参考値) 55.9 0.0

景気の先行きに対する評価

 現在より2~3か月先の景気の先行きに対する評価は以下のとおりであった。
 景気の先行き判断DI(合計)は、前月を2.3ポイント上回り、53.8となった。分野別にみると、家計動向関連は、「良いものを長く着たいという理由から、高単価にも関わらず出し惜しみなく買われる客が増えている。」(衣料品専門店(販売促進担当))などの理由から、「良くなっている」、「やや良い」との回答の割合が増加するとともに、「変わらない」、「悪くなる」との回答の割合が減少したため、前月を2.8ポイント上回る53.2となった。企業動向関連は、「新製品を中心に国内での売上が前年を上回り好調に推移しているものの、原材料の高騰による生産コストの悪化が当面続くという見通しである。」(一般機械器具製造業(経営企画担当))などの理由から、「変わらない」との回答の割合が増加したため、前月同様55.1となった。雇用関連は、「良くなる」との回答の割合が増加するとともに、「悪くなる」との回答の割合が大幅に減少したため、前月を4.4ポイント上回る55.9となった。

先行き判断DI

5月 前月差
合計 53.8 2.3
家計動向関連 53.2 2.8
企業動向関連 55.1 0.0
雇用関連(参考値) 55.9 4.4

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