景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2005年4月]

2005年4月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

 現在の景気を3か月前と比較すると、その評価は以下のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月を0.2ポイント下回り、49.9となった。分野別にみると、家計動向関連は、「単価は下落傾向にあるが、客数が増加し、一人当たりの買い上げ点数も増えてきている。」(家電量販店(予算担当))などの理由から、「良くなる」、「変わらない」との回答の割合が増加するとともに、「やや悪い」、「悪い」との回答の割合が減少したため、前月を0.4ポイント上回る48.3となった。企業動向関連は、「受注量はほぼ横ばいで推移しているが、購入資材の値上りに加え取引先からの受注価格の引き下げ要求を受け現在値段の折衝中である。」(輸送用機械器具製造業(総務担当))などの理由から、「良くなる」「やや良くなる」との回答の割合が減少し、「変わらない」が増加となり、前月を2.2ポイント下回る52.2となった。雇用関連は、「やや悪くなっている」の回答が減少したが、「悪くなっている」との回答が、増加したため、前月を1.5ポイント下回る55.9となった。

現状判断DI

4月 前月差
合計 49.9 -0.1
家計動向関連 48.3 0.4
企業動向関連 52.2 -2.2
雇用関連(参考値) 55.9 -1.5

景気の先行きに対する評価

 現在より2~3か月先の景気の先行きに対する評価は以下のとおりであった。
 景気の先行き判断DI(合計)は、前月を2.5ポイント上回り、51.5となった。分野別にみると、家計動向関連は、「大口の予約が何件も入っている。またここのところ、予約の問い合わせが非常に増えているので先々増えると判断している。」(一般レストラン(店長))などの理由から、「やや良くなっている」、「変わらない」との回答の割合が増加するとともに、「やや悪くなる」、「悪くなる」との回答の割合が減少したため、前月を1.7ポイント上回る 50.4となった。企業動向関連は、「不動産関係において土地及び土地建物の流動化物件が動き始めた。」(建設業(営業担))などの理由から、「やや良くなる」との回答の割合が増加したため、前月を5.1ポイント上回る55.1となった。雇用関連は、「変わらない」との回答の割合が増加するとともに、「やや悪い」との回答の割合が大幅に減少したため、前月を3.0ポイント上回る51.5となった。

先行き判断DI

4月 前月差
合計 51.5 2.5
家計動向関連 50.4 1.7
企業動向関連 55.1 5.1
雇用関連(参考値) 51.5 3.0

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