景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2005年3月]

2005年3月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

 現在の景気を3か月前と比較すると、その評価は以下のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月を5.9ポイント上回り、50.1となった。分野別にみると、家計動向関連は、「客単価が前年対比156%と推移するなど、客数、客単価とも上昇している。」(百貨店(売場担当))などの理由から、「やや悪くなっている」との回答の割合のみ大幅に減少するとともに、「変わらない」、「やや良くなっている」との回答の割合が増加したため、前月を6.7ポイント上回る47.9となった。企業動向関連は、「3か月前と比べて10%増の受注販売量である」(輸送用機械器具製造業(経理担当))などの理由から、「やや悪くなっている」との回答の割合が減少し、「良くなっている」が増加となり、前月を4.4ポイント上回る54.4となった。雇用関連は、「やや悪くなっている」の回答が減少したが、「変わらない」との回答が、増加したため、前月を2.7ポイント上回る57.4となった。

現状判断DI

3月 前月差
合計 50.1 5.9
家計動向関連 47.9 6.7
企業動向関連 54.4 4.4
雇用関連(参考値) 57.4 2.7

景気の先行きに対する評価

 現在より2~3か月先の景気の先行きに対する評価は以下のとおりであった。
 景気の先行き判断DI(合計)は、前月を1.6ポイント下回り、49.0となった。分野別にみると、家計動向関連は、「暖かくなり売れる時期ではあるが、キャンペーンなどの動きが鈍く、ヒット商品もなく、需要のパイ自身が縮小傾向に感じるため、今後悪くなる」(コンビニ(エリア担当))などの理由から、「やや良くなる」、「変わらない」、「やや悪くなる」との回答の割合がいずれも減少するとともに、「悪くなる」との回答の割合が増加したため、前月を 1.3ポイント下回る48.7となった。企業動向関連は、「受注量はほぼ横ばいであるが、原材料の値上げに加え4月から受注価格の引き下げを要求され、また、賃上げも組合から要求されて費用の負担が増加していくことが見込まれる」(輸送用機械器具製造業(総務担当))などの理由から、「良くなる」との回答の割合が減少し、「やや悪くなる」の回答の割合が大幅に減少するとともに、「やや良くなる」「悪くなる」との回答の割合がともに増加したため、前月を 0.7ポイント下回る50.0となった。雇用関連は、「良くなる」との回答の割合が増加するとともに、「やや良くなる」との回答の割合のみ大幅に減少したため、前月を6.2ポイント下回る48.5となった。

先行き判断DI

3月 前月差
合計 49.0 -1.6
家計動向関連 48.7 -1.3
企業動向関連 50.0 -0.7
雇用関連(参考値) 48.5 -6.2

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