景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2004年11月]

2004年11月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

 現在の景気を3か月前と比較すると、その評価は以下のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月を1.1ポイント下回り、44.8となった。分野別にみると、家計動向関連は、「暖冬傾向のせいか防寒機器関連の販売状況はよろしくないが、AV商品は良好、OA商品も堅調である」(家電量販店(副店長))などの理由から、「良くなっている」、「変わらない」との回答の割合がともに減少するとともに、「やや良くなっている」、「悪くなっている」との回答の割合がともに増加したため、前月を0.7ポイント下回る41.7 となった。企業動向関連は、「北米を中心とした海外向けの自社製品の売上が好調に推移しているものの、原材料の高騰が生産コストの悪化要因となっている。」(一般機械器具製造業(経営企画担当))などの理由から、「やや良くなっている」、「悪くなっている」との回答の割合がともに減少し、「変わらない」、「やや悪くなっている」との回答の割合がともに増加したため、前月を2.2ポイント下回る50.0となった。雇用関連は、「良くなっている」、「やや悪くなっている」の回答の割合がともに減少したが、「変わらない」との回答の割合増加したため、前月を1.5ポイント下回る55.9となった。

現状判断DI

11月 前月差
合計 44.8 -1.1
家計動向関連 41.7 -0.7
企業動向関連 50.0 -2.2
雇用関連(参考値) 55.9 -1.5

景気の先行きに対する評価

 現在より2~3か月先の景気の先行きに対する評価は以下のとおりであった。
 景気の先行き判断DI(合計)は、前月を3.1ポイント下回り、46.2となった。分野別にみると、家計動向関連は、「暖冬ということと、バーゲン待ちもみられ、プロパー商品が苦戦する」(衣料品専門店(販売促進担当))などの理由から、「良くなる」、「やや良くなる」との回答の割合がともに減少するとともに、「やや悪くなる」、「悪くなる」との回答の割合がともに増加したため、前月を2.6ポイント下回る44.9となった。企業動向関連は、「足元の受注は高水準だが、米国、中国とも景気の減速感が強まる中で原油高・円高が輸出の足かせとなる懸念が大きい。」(金融業(業界情報担当))などの理由から、「やや良くなる」との回答の割合が減少するとともに、「変わらない」との回答の割合が増加したため、前月を3.7ポイント下回る46.3となった。雇用関連は、「良くなる」、「やや良くなる」との回答の割合がともに減少するとともに、「やや悪くなる」、「悪くなる」との回答の割合がともに増加したため、前月を5.9ポイント下回る54.4となった。

先行き判断DI

11月 前月差
合計 46.2 -3.1
家計動向関連 44.9 -2.6
企業動向関連 46.3 -3.7
雇用関連(参考値) 54.9 -5.9

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